八月のクリスマス

1998年韓国作品
出演 ハン・ソッキュ
シム・ウナ
監督 ホ・ジノ

とても静かな映画です。とてもゆっくりと時間が流れていきます。そして、なんともいえない後味の作品。静かな恋愛映画をご希望の方にはオススメの一本です。

街角で小さな写真館を経営するジョンウォン。そこへ、駐車違反取締員の若い女性、タリムが客としてやってくる。ジョンウォンが気になるのか、タリムはなにかにつけ店を訪れるようになり、そんな彼女にジョンウォンも次第にひかれていく。しかし、ジョンウォンには限られた時間しか残されていないのであった。

翌年(日本では2000年初めに公開)の同じくハン・ソッキュ主演の「シュリ」とはまったく違った雰囲気です。家族の、友人の、そして男女の心の触れ合いがとても言葉少なに描かれています。決して派手な盛り上がりはないんだけど、登場人物たちの気持ちが時として痛いほど響いてきて、印象深い映画になっています。韓国映画をまともに観るのは初めてだったのですが、まさかこんなに浸ってしまうとは思いもよらない映画でした。

 2000.07.20