カーラの結婚宣言

1999年アメリカ作品
出演 ジュリエット・ルイス
ダイアン・キートン
ジョバンニ・リビージ
ヘクター・エリゾンド
監督 ゲーリー・マーシャル

この映画、なんか不遇だなと思います。心温まる家族の映画が好きな人にはけっこうオススメできる一本だと思うんですけど、劇場公開は短期間で規模も小さかったし、ビデオの発売もなんかあまり宣伝してなかったような気がします。ブエナビスタにしてみればもっと力を入れている映画があったんでしょうけど、う〜ん。でも、DVDできちんと出てるから見捨てられてるわけじゃあないみたいだし、まあいっか(笑)


裕福なテイト家。父親と母親と、それから2人の娘との暮らし。しかし、テイト家にはもう1人の娘、カーラがいた。カーラは知的障害を持っており、手を焼いたエリザベスとラドリーは、かつてカーラを専門施設に預けたのだった。そのカーラが成長して、テイト家に帰ってくる。一度は手放した後ろめたさもあってか、エリザベスはなにかとカーラの世話を焼く。しかしカーラは、保護よりも自立を望んでいた。


この手の映画では、子離れできない母親の存在がともすれば映画の面白さをそいでしまうのですが、この映画ではそんなにきつくなかったです。まあ、テーマの一つが母親の葛藤にあるわけですから、自立して恋人まで見つけるカーラに必要以上に世話したり心配したりするエリザベスには「もうちょっと暖かく見守ってやれよ」と思うのですが、その役割はラドリーや他の2人の娘が演じてくれています。

光っているのは、やはりジュリエット・ルイスの好演でしょう。「ケープ・フィアー」や「ギルバート・グレイプ」でトップスターになったもののこの数年ちょっと見ないなと思っていたら、この映画で復活?となるのかどうかは分かりませんが、でもやっぱりうまいですね。知的障害を持ちつつも、真っ直ぐ素直に生きるカーラをうまく演じてくれています。それからカーラのパートナーのダニーを演じるジョバンニ・リビージもいいですね。

ちなみに、この映画の最後の最後、道の向こうから現れるプレゼントには参ってしまいました。う〜んやられたって感じかな(笑)

2000.08.16