ニュー・シネマ・パラダイス

1989年イタリア作品
出演 フィリップ・ノワレ
サルヴァトーレ・カシオ
ジャック・ぺラン
監督 ジュセッペ・トルナトーレ

劇場で観た回数が一番多い作品がこれ。なにしろ、初回から最終まで観つづけるってのを2日やって、その後も何度かリバイバルが来るたびに劇場で観たので、映画館でだけで20回は観てると思います。ビデオで観たのも何度もあるから、50回以上観たことになるかな。なので、ラジオやテレビでサントラが流れるとぶわ〜っとシーンが浮かんでくるし、ドラマやドキュメンタリー番組で下手なサントラの使い方をされると怒り心頭(怒)

でも、そんなに好きな映画なのに、ビデオもLDもなんとなく買いそびれてしまって、そのまま「はやいとこDVDで出ないかな」と待ちつづけていたのでした。やっと出ました(笑)
今月発売になったのは、日本で最初に公開された2時間版です。お店のお姉さんが「来月完全版が発売になりますけどよろしいですか?」と聞いてきました。親切にありがとう。でも、好きなのは2時間版のほうだからいいんです。両方買うつもりだけど(汗)


シチリア島のにある小さな田舎町。ここの娯楽といえば、パラダイス座の映画だった。少年トトは映画が大好きで、通い詰めていた。そして、映写技師のアルフレードと親しくなっていく。まさに映画に魅せられたトトの成長、出合い、そして別れ。


30年ぶりに故郷に帰るサルヴァトーレの回想で綴るこの作品、映画好きならきっとはまるだろう、とてもノスタルジックな映画です。映画が好きで好きで貯まらなかった少年時代の思い出に浸りながら、トルナトーレは撮影したんじゃないかなと思ってしまいます。まさに「映画への愛」で溢れた作品です。これで泣けない人はきっと私とは映画の趣味が合わないでしょうね〜(汗)

ただし、2時間版と完全版がありますが、この二つはとても趣が異なります。「思い出は美しく」の人は、2時間版だけをご覧ください。でも、すべての謎を解きたい人は完全版をご覧ください。個人的には、完全版は暗部があまりにも見えすぎてしまうので、やはり思い出は美しくの2時間版が好きです。

ただ、DVDではイタリア版の予告編もついてるんですけど、もし初公開の時の予告編なのだとしたら、ひょっとしてイタリアで最初に公開されたのは完全版なのかなと思いました。でもたしかイタリアでも2時間版が先だと聞いたような気がするんですけどね。あと、やっぱり予告編の作りは日本版のほうがうまいと思いました。もっとも、私が日本人だからそう思うのかもしれませんけどね(笑)

 2000.08.12