仮面の男

1998年アメリカ作品
出演 ジェレミー・アイアンズ
ジョン・マルコビッチ
ジェラール・ドパルデュー
ガブリエル・バーン
レオナルド・ディカプリオ
エドワード・アタートン
監督 ランダル・ウォレス

ほんとうは「三銃士」とセットで書こうと思ってたんですけど、気がついたらすでにもう2週間。忙しかったとはいえ、う〜む(汗)
それはさておき、この映画を一言でいえば、

                    ブラボーおっさん!!


三銃士とダルタニアンたちが枢機卿らの陰謀からルイ13世を守ってからはや幾年月、ルイ14世の時代。アトス、ポルトス、アラミスら三銃士は引退、ダルタニアンが隊長として銃士を率いている。四人とも老いていた。アトスの楽しみは、一人息子の成長。そして、もうすぐ晴れて結婚することになっていた。ところが、すでに暴君と化しつつあったルイがその婚約者を見染、息子はルイの陰謀に陥れられる。怒るアトス。されど銃士の務めは国王を守ること。その狭間にゆれる4人の銃士たち。
じつは、ルイには出生の秘密があった。双子の弟フィリップを幽閉していたのだった。それを知った三銃士は立ちあがった。フランスを暴君の手から救うために。


ファンの人には申し訳ないけど、って「タイタニック」の感想でも書きましたけど、私はディカプリオは好きになれないです。でも、この「仮面の男」のディカプリオはいいですね。なんたって、彼のおかげで4人のおっさんたちが光りますもん(笑)
とにかく4人のおっさんたちがいい演技を見せてくれます。老いた哀しみ、渋み、そして円熟。若き銃士たちの尊敬を集めそうな雰囲気を感じます。中でもダルタニアンを演じるガブリエル・バーンが一番美味しいところを持って行ってるような気がします。ダルタニアンはルイの出生の秘密に深く関わるのですが、それは観てのお楽しみです。

ちなみに、銃士の一人、たぶん副長クラスなんだと思うんですけど、若手を演じているエドワード・アタートンは日本語にも堪能で、邦画「ICHIGENSAN」(いちげんさん)で主役を演じています。それから、日本語吹き替え版もよいです。配役の妙でしょうね。四銃士を演じる声優たちとルイ&フィリップを演じる声優が、まさに円熟したおっさんとまだまだ発展途上の若手で、いい味出してます。

 2000.09.20