紫式部  源氏物語

1987年邦画
出演 光源氏:風間杜夫
藤壺:大原麗子
六条御息所:梶三和子
葵上:田島令子
朧月夜:吹雪ジュン
夕顔:萩尾みどり
紫上:横山めぐみ
桐壺帝:野沢那智
頭中将:津嘉山正種
北山の僧都:常田富士夫
監督 杉井ギサブロー

1987年の作品か、もう13年になるとは……。
当時まだ学生だった私は、理系の学科にいたにもかかわらず古典が大好きで、予備校の夏季講習のアルバイトでも古文や漢文を教えてました。ほんと異端児(汗)

そんなだったので、この手の話は大好きで、いそいそと劇場に出かけたものでした。これ、けっこう力が入ってたみたいなんですよね。朝日新聞東京本社創刊100周年、テレビ朝日開局30周年、日本ヘラルド映画創立30周年記念作品。う〜ん、すごいですね。おまけにこの声の出演。い〜っぱいコストかかってますね。でも、はっきり言ってこけたと思います。劇場はガラガラでしたから。う〜む……

でも私としては好きでした。なんていうのか、妙に色っぽい源氏と風間杜夫の声がけっこうあってたと思います。その昔、長谷川一夫が演じた源氏よりもよっぽどいいと思うのです。

              わたしは何をしても許される身ですから

な〜んて風間杜夫の声で源氏が言うと、まさにプレイボーイな感じ。ちょっと軽い感じがしなくもないですけど、でもけっこういけると思います。
惜しむらくは、なかなかビデオが手に入らないこと。数年前にふと観たくなってレンタルをさがすもののみつからず、2年ほど前に結局ビデオを買ってしまったのですが、その時出回っていた廉価版が最後の在庫だったらしく、すでに廃盤です。でも、レンタルで見つけたという話を聞いたこともあるので、もし見かけたら借りてみてくださいな。一見の価値はあると思いますので。

ちなみに内容は、夕顔から始まって須磨の前まで。映画とは別に、個人的には夕顔のエピソードが好きなので、入っていたのがちょっと嬉しくもありました。もっとも、日本の古典文学で一番好きなのは「落窪物語」だったりします。これ映画にならないかな〜。途中けっこうえげつなかったりするけど。

2000.08.23