はぴぷり

高河ゆん作
2002年1月12日発行
発行所:株式会社学習研究社



「はっぴーなぷりてぃーちゃん」で「はぴぷり」になるそうな。

裏表紙に「心がほんわかあたたまる、高河ゆんの新境地作品」って書いてあって、「え〜、高河ゆんで“ほんわか”なるのかい」と思いつつ、つい買ってしまった。その昔実家にはウィングス(って名前の雑誌。けっこうマニアックな毛色だと思う)があって、それで彼女の「源氏」とか「アーシアン」とか読んでたけど、ぜんっぜんほんわか系統じゃなかった。そんなに好きってほどじゃなかったし、どちらかといえば彼女のだんなのたつねこ氏のほうが好きかな。でもまあちょいと読んでみっかってくらいの気持ちだったんだけど……、

    ビバ!新境地!!

っておいおい(汗)
はまったっす。いや〜、いいっす。しっかりツボに入ったっす。まさか高河ゆんにはまるとは思わなかったっす。


主人公はちかちゃん、22歳。相棒は愛娘の三日月、2歳。三日月はなぜか言葉を発しないのだけど、二人のコミュニケーションはばっちり、かな。笑いあり、涙あり、ハプニングありの日常を書いてるんだけど……。


なかなかハートフルなんだなこれ。雑誌(「はなまるきっず」というらしい)に載ってたときの反響はどうだったんだろう。けっこうよかったんでないのかな〜。ちかちゃんも頑張ってるけど、三日月がかわいんだな。ほんとにプリティーだし、たしかにこういうことするよなって動きするし。なんだか娘が欲しくなるね(結婚もしてないくせに)。こんなん書いてるとロリコンみたいだけど(大汗)

ちなみに、全23話だけど一番グッときて好きなのは「10月の迷子」かな。めっちゃ切なくて、でも幸せな感じ。「2月の雪ウサギ」もよかった。これも途中切なくて、でも笑える感じってどんなんだそりゃ(笑)
まあ、ここはネタばれ原則なしの図書室なんで、書店で手にとって読んでくださいな。たぶん女性向けのコーナーにあると思いますけど。

2001.12.24