あどりぶシネ倶楽部


細野不二彦作
1986年初版(ビックコミックス)
発行所:株式会社小学館



5月末(2001年)に書いた「ハーフな分だけ」の中で、本棚にあるはずなのに見つからないと書いていた作品です。その後の捜索でも発見できず紛失はたぶん確実。今日、古本屋に行って探したらあっさり見つかりました。もう15年も前のものだったとは、う〜む。

どこかの大学の弱小映研。監督兼俳優の神野、助監兼カメラの道明、オカマ言葉のプロデューサー片桐、音響兼俳優の原田。8ミリで頑張って映画を撮るのはもちろんだけど、そこにちょっとした人間模様も絡んでくる。ちょっとしたと書いたけど、中には少々重いテーマもあるような。でも、たぶん30代以降の人だったら「う〜ん、こんなこともあったよな」って懐かしく思い出せるような、そんなエピソードが盛り込まれてます。だから、15年前も好きな作品だったけど、今もやっぱり好きだな、これ。ひょっとしたら、細野氏自身の学生時代の思い出もかなり入ってるのかななんてのは邪推?

ということで、映画好き、とくに撮っていた人には超絶おすすめ。でも、なつかしの青春時代なんてのが好きな人にもやっぱりおすすめの一冊です。

2001.07.01