T 平成19年度福岡県当初予算の概要    


 

 一般会計総額は1兆5,327億円で、2年連続で前年度を上回りました。対前年比で206億円、1.4%の増です。  
 公債費及び税関連交付金等を除いた一般歳出は1兆1,721億円で、対前年度比90億円、0.8%の増です。  
   一 般 会 計 の 内 訳 と 特 徴
        総額: 1兆5,327億円
(単位:億円、%)
    平成19年度
当初予算(a)
平成18年度
当初予算(b)
対18年度増減額
(a)−(b)
増減率
(a)/(b)

 

人件費 5,266 5,153 113 102.2
社会保障費 2,113 1,969 144 107.3
公債費 1,698 1,672 26 101.6
投資的経費 2,218 2,327 △ 109 95.3
行政施策費 1,934 1,978 △ 44 97.8
市町村交付金等 1,908 1,818 90 105.0
その他 190 204 △ 14 93.1
      15,327 15,121 206 101.4
うち一般歳出 11,721 11,631 90 100.8


県税等 7,472 6,242 1230 119.7
地方交付税等 2,987 3,147 △ 160 94.9
  地方交付税 2,566 2,681 △ 115 95.7
  臨時財政対策債 421 466 △ 45 90.3
地方譲与税等 98 885 △ 787 11.1
  地方特例交付金 50 31 19 161.3
  地方譲与税 48 854 △ 806 5.6
国庫支出金 1,779 1,847 △ 68 96.3
県債(臨時財政対策債除く) 1,317 1,320 △ 3 99.8
三基金取り崩し 189 177 12 106.8
その他 1,485 1,503 △ 18 98.8
      15,327 15,121 206 101.4
歳入      
  県税等は、1,230億円の増。  
     所得税から個人県民税への税源移譲で649億円、景気回復に伴い法人二税が大きく伸びて415億円の増。  
  地方交付税等は、税収の増加及び国による地方財政計画の圧縮により160億円の減。  
  地方譲与税は、税源移譲に伴い所得譲与税が廃止されたため806億円の減。  
  その結果、県の手元に残る一般財源は、税収増の1割程度にとどまりました。  
       
歳出      
  義務的経費が大幅に増。  
     団塊の世代の退職に伴う退職手当の増などにより人件費が113億円の増。  
     高齢化に伴い、老人医療対策費、介護給付負担金などの社会保障費が144億円の増。  
  税関連市町村交付金等が90億円の増。