北上川の新・旧の二つの川の雄大な流れに囲まれた町です。
宮城県の北東部で、現在の石巻市の北部に位置し、人口は、約9、000人、世帯数は2、140世帯、
面積は43.8平方キロで半分を水田が占める農業の町です。
町の象徴的なイベントが寺崎地区で毎年行われる「はねこ踊り」です。
江戸時代、相次ぐききんに見舞われ、何年かぶりに予想しなかった豊作に恵まれた人たちが、感謝
を込めて踊りだしたのが始まりと言われています。
伝統芸能には珍しくスピード感とダイナミズムにあふれた踊りです。
保存会や青年会によって継承されています。参加者は年を追って増加しています。
笛や太鼓の音に合わせて、あねさんかぶりの男女が踊ります。
毎年、寺崎地区のメーンストリートは、威勢のいいはねこたちの熱気で埋め尽くされます。
町を抱くように流れる新・旧の北上川は、肥えた大地を潤し豊かな恵みを与えるだけでなく、人々
の安らぎの場にもなっています。
旧北上川の川岸は「奥羽一の砂丘」と言われ、現在はレクリエーション施設とともに整備された植立山
公園があり、マレットゴルフ、テニス、多目的芝生公園などを持つ自然豊かなスポーツゾーンとなっています。
桃生町という名の通り゛桃から生まれた町゛という発想に基づいたアイデアや地場産品があります。
たとえば、きびから作った「きびだんご」・「きび焼酎」などのバラエティー豊かな特産品です
おとぎ話の桃太郎ならぬ、またたび姿の「桃次郎」を町のキャラクターにした物産は数多いです。
゛桃次郎ブランド゛のほかにも、自慢の味はたくさんあります。
北上川からの良質の霧を新芽に受けて育つ「桃生茶」(お茶の北限地)は、さわやかな風味が人気です。
八十八夜でなく、立春から百八日で摘み取られる百八日茶です。
畜産農家が肥育する和牛は「桃生牛」として銘柄を確立し、品質も味も格別です。
また、東北一のガーベラの里でもあります。
三陸縦貫自動車道も開通しインターチェンジもできましたので、探索に訪れてみてください。
<桃生城>河北町と桃生町にまたがる古代の役所跡「桃生城」も
昭和49年から河北地区、桃生町で現在も発掘調査中です。
桃生城は天平宝字二年(七五八年)、陸奥守・藤原が造営し、翌年完成したとされる。
これまでの発掘調査で城の規模を確定、政庁跡なども発見している。
<日高見神社>
桃生町太田十貫に鎮座、桃生郡六座の一つとして社格を誇り、奉納神楽は毎年、氏子達により
春は4月19日、秋は9月19日と行われています。