猫の便秘 解消法
猫の便秘は、猫の疾患としてよく見られるもののひとつであります。また、犬便秘に比べて頻度が高く、見つかったときは重症な便秘に陥っていることが多いようです。猫 便秘 解消法としてビオフェルミンや浣腸なんてのも聞きますよね。いずれにしても症状をきちんと確認し（嘔吐してるなど・・。）早い治療、対策をおすすめします。
猫は犬に比べて便秘になりやすい！！
その理由のひとつとして、猫は犬に比べて骨格がきゃしゃで、骨盤が狭いことです。けれども、普通の生活を送っている限り、そうかんたんに猫便秘に陥ることはありません。ただし、猫は犬のように散歩をさせて元気や排泄の様子を観察しにくいことから、気がついたら深刻な猫便秘に陥っている場合が少なくないのです。
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猫便秘の原因
猫便秘の一番の原因は、交通事故や転落事故などにより、骨盤が折れたりして変形した場合です。外科手術できちんと骨折を治療できた場合は問題ありませんが、自然治癒して不自然に治った場合、腸と骨盤の空間がおかしくなり、便がたまりすぎて便秘になることが多いようです。こうなった場合、自力でだすことは不可能になります。病院で摘出してもらうしかありません。しかも一度摘出したら治るわけではなく、定期的に病院にかよわなくてはいけなくなり、猫にもとても負担です。手術で骨盤の矯正を行うのが最適です。
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自由な猫は要注意！
特に自由に歩きまわれるようにして猫を飼っている場合、それらの事故に遭遇する可能性が高くなりますし、猫は身体の調子が悪いと飼い主の目に付かないところにこもって元気になるまで戻らないことがありますので、事故にあってけがをしていることにも気がつかない場合があります。また、そのような飼いかたをしていると、トイレも軒下でこっそりすませていて、排便の回数の把握ができないこともあります。猫が他人の家に入り込んで迷惑を掛けている場合もありますので、できたら猫は室内飼いにして、外に出さないのがベターのようです。
その他の便秘の原因
その他に、猫便秘の原因として、くる病による骨盤の変形や肥満が考えられます。くる病はカルシウムの不足によって起こります。けれども、かといって大量に煮干などを与えると、カルシウムが過剰になります。過剰のカルシウムは、また便秘の原因にもなるのです。さらに、煮干の繊維質や消化されきれなかった骨で便が硬くなり、ますますだしにくくなります。食事は栄養バランスのよいキャットフードを適量与えてください。缶詰だけでなく、繊維質の多いドライフードも適度に与え、水分もたっぷりと与えるようにしましょう。肥満と便秘に関しては、明確なメカニズムははっきりとはしていませんが、太ると腸の周囲の神経が圧迫される、骨盤内に余分な脂肪がついて詰まりやすくなることなどが考えられます。このように、猫便秘は飼い主の責任であることが多いです。責任を持ってかわいがってあげましょう。