犬 便秘
犬 便秘の予防と対策としては、まずは愛犬の様子を毎日の様子をきちんと観察することが便秘予防には大切です。家族の一員としてかわいがられている犬ですが、赤ちゃんと同様、言葉で身体の不調を訴えることが出来ないので、しっかりと様子を把握してあげましょう。
犬が便秘であるかの判断
まずは、本当に犬が便秘であるかどうか判断しましょう。基本的に犬の排便回数は食事の回数と同じと考えてよいのですが、犬によっては毎回排泄しないこともあります。犬の便秘には、病気が潜んでいる可能性があります。先天的な腸の異常、前立腺肥大、脊髄の異常、会陰ヘルニア、甲状腺機能低下、骨盤骨折などの下半身のケガが原因で犬便秘となっている可能性があります。元気がない、きちんと食べているのに丸１日以上うんちが出ない、お腹が膨れている、便秘と下痢を繰り返すなどの異常が見られるときは、獣医にかかることをお勧めします。
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犬便秘の原因
犬便秘の原因は、食生活が関係している場合が多いです。犬が好きだからと骨をたくさん与えるとカルシウムの過剰摂取になり、これは便秘の原因になります。また、鶏肉など、脂身の多いものをたくさん与え続けることも悪影響です。便秘や下痢の原因になります。また、食事と一緒に砂などを大量に食べてしまうことも便秘に繋がりますので、食事の環境を整えてあげてください。他の病気の予防のためにも、落ちたものを拾い食いさせることは絶対に避けてください。
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食物繊維の過剰摂取はいけない
それから、便秘にいいということで、食物繊維を多く含む食事を与えることは大切ですが、過剰にさつまいもやキャベツ、ブロッコリー、おからなどの食物繊維を多く含むものを摂取させると、便が硬くなってかえって便秘になることもあるので注意してください。犬は本来肉食動物であることを忘れないでください。
それから、毎日規則正しい時間に食事をさせて、十分な運動をさせるように心がけてください。神経質な犬は、排泄する環境が整っていないと排泄しないことがあり、それが便秘に繋がることがあるので、気持ちよく排泄できるように気を配ってあげることが必要です。
長毛種の犬の便秘の原因
長毛種の犬の場合、肛門の周辺に毛の塊ができて肛門をふさぎ、それが原因で便秘になることもあります。このような犬はこまめに肛門周辺もブラッシングして、長くなりすぎた毛はカットしてあげることも大切です。 また、人間同様ストレスが原因で便秘になる場合もあります。ストレスを与えないようにペットを飼うことも飼い主の責任です。愛犬が毎日を楽しく過ごせるようにいろいろと気を配ってあげることを忘れないようにしましょう。