便秘 体操

便秘 体操の中で、最も効果的なものの中のひとつが、腹筋を鍛えることです。また、飛び上がったり、体をひねったりする動きのあるものも効果的です。これらの動きを行うと、腸管移送時間が短くなるので便が出やすくなります。ジョギングなども便秘解消にお勧めの運動です。

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寝たきりで運動ができない人のために、寝たままで行える便秘体操もあります。寝たきりでなくても、朝起きたときにベッドの中で行うとより効果的ですので、挑戦してみてください。 まずは、足を曲げた状態で仰向けに寝ます。足の調子が悪い場合は、片足だけでもかまいません。その状態で体を曲げて手で抱え込み、背中と頭を起します。これを１〜２回行ってください。これだけでもかなり効果的です。そのほかに、仰向けになり、右足を左方向に出して、状態を右方向にひねる運動があります。そのとき、顔はひねった方向を向きます。この動きを左右交互に５回行ってください。また、仰向けに寝て、お腹の上に手を置き「の」の字を書くようにお腹をさするのも効果的です。

ヨガの呼吸法を取り入れた便秘体操も効果があります。上半身を仰向けの状態にして、ひざを立てて、10分間腹式呼吸を行います。腹式呼吸がうまくできない人は、鼻から10秒間息を吐いて下腹をへこませ、次に鼻から10秒間息を吸いながら下腹をふくらませてください。この体操は、朝行うとより効果的です。

ヨガの「赤ちゃんのポーズ」も効果的な便秘体操です。

まず、息を吸いながらひざを立てて座り、右手で左足、左手で右足を持つような感じで腕をクロスさせて両足のすねを抱えます。次に体を後ろに倒し、かかとをお尻に近づけ、あごを引いて息を吐きながらおなかをへこませてしばらくそのままの状態を保ちます。この動きを繰り返します。

また、両足を挙げてV字を作る便秘体操も効果的です。

両足を伸ばして座り、両手を後ろについて、腹筋を意識しながら両足を伸ばしたままゆっくりと上げ、V字を保ちながら30秒静止した後もとの状態に戻ります。その他にもいろいろな便秘体操が、わかりやすいイラストや動画とともに紹介されていますので、webで検索してみてください。便秘体操は、テレビを見ながら気軽に行えるものも多いので、習慣的に行うように心がけてみましょう。