便秘 漢方薬

便秘を漢方薬で治療するには、これらの５つのタイプに分けた上で、それぞれに効果のある漢方薬を選ぶことが大切です。実際には、これらの症状が組み合わさっていることが多く、５つのタイプに分類することが難しい場合もあります。自分で判断しにくいことも多いので、専門家に判断してもらうのがよいでしょう。

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気滞タイプは、ストレスなどで気が張ったり滞ったりしている状態です。このタイプの人は、些細なことでくよくよすることが多いようです。生理前に体調が悪くなることが多いようです。気虚タイプの人は、常に体がだるい、風邪を引きやすいようです。無理なダイエットをしている人はこの常態になっている可能性があります。顔色や舌が白っぽいのが特徴です。血虚タイプは、血液や水分が不足しているため、腸を潤せない状態で、生理後や産後の人によく見られます。めまいや立ちくらみを起しやすく、顔色や髪につやがありません。寒タイプは、身体を温める機能が低下しているので、いつも寒がっています。生ものや冷たい人が好きな人が多いようです。熱タイプは、脂っこいものやお酒が好きな人によく見られるようです。腸内の老廃物が余分な熱と結合している状態です。ゲップやおならがでやすいようです。

便秘が解消されることにより、便秘を漢方薬で治療することによりダイエットができた、と言う話もよく聞かれます。漢方薬は、普通の薬と比べると、副作用は少ないですが、全くないわけではありません。妊娠中の人が服用したら流産を引き起こす可能性もあります。便秘を漢方薬で治療したいと思ったら、必ず専門家に相談してください。また、即効性はあまり期待できないかもしれませんが、必ず効き目が現れますので、気長に試してください。漢方薬に頼るだけでなく、適度な運動と規則正しい食生活など、生活を正しくすることを心がけてください。より効果が発揮されるようになります。