赤ちゃん便秘の定義
赤ちゃん便秘の定義は、大人のように毎日出ないから便秘とは言い切れません。赤ちゃんによっては1日に数回だす子もいますし、数日でなくても平気な子もいます。数日間便がでていなくても、赤ちゃんの機嫌がよくて、ちゃんとミルクを飲んでいたら、あまり心配しなくてもよいでしょう。 赤ちゃんが機嫌よく過ごしているか、うんちのたびに痛がったりしていないか、赤ちゃんの様子をしっかりと観察してあげてください。
赤ちゃんの症状を確認する
機嫌が悪い、食欲がない、肛門が切れる、嘔吐、お腹が張るなどの症状が見られるときは、赤ちゃん便秘が考えられます。 便秘のときは、お腹が張ってきて苦しくなったり気持ち悪くなったりするので、赤ちゃんの機嫌が悪くなります。そしてその不快感から食欲がなくなってきます。気持ち悪くなって嘔吐してしまう場合もあります。便がお腹に長くとどまると、水分が失われてかたくなります。硬い便を出すと、肛門が切れて痛がります。うんちのたびに、大泣きする子は、便秘の疑いがあります。
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食欲がない、嘔吐などの症状
食欲がない、嘔吐などの症状が見られるときは、相当便秘が進行しているので、すぐに受診してください。赤ちゃんが便秘で病院を受診するときは、普段どのような頻度で便が出ているのか説明することが大切です。このためにも赤ちゃんの普段の様子を観察することが大切なのです。
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赤ちゃんの便秘の原因
赤ちゃん便秘の原因として、おっぱいやミルクの量が不足している、食事の栄養バランスが悪いことが多いようです。おっぱいをあげている場合、母乳の出が減っていることに気がつかないこともあります。赤ちゃんの体重の増加をしっかりとチェックして、体重が思うように増えない場合は、不足を考えましょう。離乳食が始まっている赤ちゃんの場合は、繊維質のもの、ビタミン、ミネラルがたっぷり含まれているものを積極的に食べさせるようにしましょう。
生活習慣の乱れも便秘の原因？
生活習慣の乱れが赤ちゃん便秘の原因になっていることがあります。排便を規則正しくするためには、自律神経の働きを整えることが大切で、そのためには規則正しい生活を送ることが必要です。睡眠、食事、遊びの時間を毎日同じ時間にしましょう。外で散歩したり体を動かしたりすることも大切です。また、心因性の便秘があります。硬い便を出して痛い思いをした赤ちゃんは、恐くなって出さなくなることもあります。そんなときは、薬を使うことも効果的です。