2008/01/31
過食は心の病気か?
摂食障害はきっかけが千差万別で、患者の育った環境も千差万別だから治療方法も千差万別で、患者に適した治療法がいくつもあると考えられています。治療法が千差万別ということは、誰にでも効く決定的な治療法が見つかっていないということです。
ネット上に過食を克服した人たちのホームページが公開されています。でも、彼女たちもなぜ自分が回復できたかについて理解できていません。もしも、同じストレスを受けたら、また再発するかもしれないと恐れています。
もしも、過食がいつ治るのか尋ねてみて、そのうちに治るとか、いつ治るかはあなた次第だと答える人がいたら、その人は過食の治し方を知らない人です。
実は、過食になるきっかけは千差万別でも、過食になるメカニズムは同じなのです。過食の克服のしかたにも共通したものがあります。



過食のはじまり
摂食障害は死別、家庭崩壊、性的虐待、家庭内暴力、いじめなどが原因と言われてきましたが、私のところにいただくメールにそのような人はいません。

ダイエットをすると、だれでも最初は簡単に体重が落ちますが、そのうちに落ちなくなります。体重が落ちなくなると、食べる量を減らし、そのうちに殆ど食べなくなったりします。 または、ダイエットで体重が落ちるのが楽しくなると、ますます食べる量を減らす人がいます。そうするとそのうちに、困ったことに気がつきます。いつまでもダイエットを続けるわけにいかず、食べると体重が増えるので、どうしたら良いかわからなくなってしまいます。
ダイエットとは、必要な栄養を少ないカロリーで摂ることですが、その方法を知らないでダイエットを始めると、途中で自分を見失ってしまいます。
食べれば元の体重に戻る恐怖心から拒食になり、その後過食に発展する人がほとんどです。 この場合は心の病気ではありません。

Q・高校3年生のときに、カロリー計算と運動で13kg減量。体重が減るにつれて楽しくなり、極端な食事制限になり、ついに食べることが怖くなりました。その後、朝昼食抜きで夜に過食するようになりました。

Q・中3の冬休みから3月のはじめまで拒食で何も食べずに、身長154cmで体重29Kgにまで減量。今は体重36Kgまで回復したが、最近は自分でも怖くなるくらいに食べてしまう。

Q・2年前に10キロのダイエットに成功。人生バラ色でしたが、あと5キロくらい落としたいと無理な事をしてしまいました。炭水化物を極端に減らし野菜やキノコなどのローカロリー食品を食べ、栄養補給は栄養ドリンクにしました。その結果50キロまで痩せる事ができましたがいつも食べる事ばかり考えて、しまいに過食になってしまいました。今は元の体重より増えています。過食はおさまりつつありますが味覚が変わってしまい、前の様にダイエットがうまく出来なくなりました。

Q・去年、48キロから40キロまでのダイエットをしました。その後、部活を止めてから体重がどんどん増えて今では49キロです。体重が増えるたびにイライラして過食をしてしまいます。もうすぐ、高校生になるのでそれまでに痩せたいのですが焦るとよけいにストレスがたまってしまいます。どうしたらいいでしょうか?

Q・チアリーディングのTOPというポジションで、上に乗ったり飛ばされたりしているので、ダイエットをしているのですが、過食症になり、精神科の病院に行ったりしました。

Q・私は過食症です。いつもお腹いっぱい食べなければ気が済みません。気持ち悪くなり、胃が痛くなっても食べるのを止められません。私の母も過食だったと思います。いつも物凄い勢いで食事をし、必ずトイレで吐いていました。私の場合は吐く事も出来ず、気持ち悪さや胃の痛みを抱えて胃薬を飲んで眠ります。当然いつも胃は痛いです。胃酸が多くなり、お腹が空くと痛くなり、慌てて食事をすると更に痛くなる。その繰り返しです。

過食の原因
左のアンケートは過食の人、200人に過食の原因を尋ねたものです。
以前は、過食は心の病気と考えられていましたが、今は違います。
多くの人が、我慢のしすぎ、自分に甘い、糖質管理のミスなどダイエットの失敗を原因にあげています。
過食を心の病気ととらえると、答えを見失います。


炭水化物を減らすと空腹感が薄れる
ダイエットで炭水化物を減らすと、空腹感が薄れます。
これは、食事をすると、脳がそのときの血糖値を記憶し、数時間経過して血糖値が低下してくると、脳が自分のエネルギーが少なくなってきたと判断して空腹信号を出します。
これによって、私たちは空腹を感じ、次の食事をするのですが、絶食や炭水化物抜きダイエットなど炭水化物を食べなければ、血糖が上昇しないので、脳が空腹信号を出せなくなります。

私たちの食欲システムがこのようになっているため、炭水化物を減らすと空腹感が薄れ、一方で体重がどんどん低下するので、意志が強くなったと勘違いし、人生ばら色になり、自信がつき、目標体重に到達しても、あと5Kg、あと3Kgと深追いしてしまいます。ところが、そのうちにとんでもないことに気がつきます。
生理は止まるし、便秘するし肌荒れするし、いつもいらいらするし、いつまでもダイエットを続けるわけにいかず、少し食べると、猛烈な勢いで体重が増えるので、リバウンドの恐怖に執りつかれてしまいます。

人体で最も大切な臓器は大脳です。もしも、ブドウ糖の流入が途絶えると致命的ですから、カラダは筋肉をつぶしてブドウ糖に作り変えて脳に供給します。
このとき、肝臓は2gの蛋白質から1gのブドウ糖を合成し、脳に供給します。絶食時に、潰される筋肉は1日に75gになります。
筋肉が分解されるような栄養状態は飢餓の始まりです。


日本難病情報センターは、拒食と過食の定義をつぎのように解説しています。
神経性食欲不振症は標準体重のマイナス20%の痩せで、拒食と過食がある。過食症は発作的なむちゃ食いするもので、体重は正常範囲であるとしています。
しかし、この定義は誤りです。
この日本難病情報センターの定義が、過食症の人に混乱を与えています。過食をしても、嘔吐や下剤で体重を落とせば、また拒食になれると思い込んで、さらに痩せようとするので、いつまでも身体が飢餓から抜け出せません。
過食と拒食が繰り返すと考えているかぎり、飢餓から抜け出すことができず、過食がいつまでも続きます。

左図は、このサイトで、あなたは過食症ですか?と尋ねた結果です。
もしも、日本難病情報センターがいうように、過食と拒食が繰り返すのだったら、拒食の人数がもっと多くなるはずです。
過食症の人はどんなに痩せていても、過食するかぎり過食症なのです。
このアンケート結果は、過食症患者はそのことを自覚していることを示しています。


アルコール依存症
今週、NHK教育で女性のアルコール依存症がシリーズでとりあげられています。
番組では、医師も患者も家族もアルコール依存症を心の病気と捉えています。
毎回の放送で、アルコール依存は心の病気だからという言葉が何度も何度も繰り返し語られています。でも、本当にアルコール依存症は心の病気でしょうか?
アルコール依存症に効く薬はなく、飲まないことだけが唯一の治療法です。
アルコール依存症は患者自身が身体の病気でもあることを自覚してアルコールを抜かないかぎり、何度努力しても酒に溺れてしまいます。心の病気との考えに逃げ込んでいるかぎりアルコール依存から抜け出せません。

過食も同じです。過食も心の病気と考えているかぎり過食から抜け出せません。
アルコール依存症患者が身体からアルコールを抜かないかぎり治らないのと同じように、過食も身体を飢餓から救い出さないかぎり、回復できません。
身体に必要な栄養を与えながら、体重をきちんとコントロールするテクニックを覚えると克服できるのです。


食事指導
インターネットで検索すると、摂食障害のサイトがたくさんありますが、どのサイトも暗い話ばかりです。
決定的なのは 日本難病情報センターです。このサイトには摂食異常症に即効的かつ特効的な治療方法はないとまで書かれています。治療法がなければ患者は助かりません。患者の夢も希望もぶち壊す話です。
過食は早い人は2週間で治りますし、普通は2ヶ月位で治るものです。

わが国の診療報酬の規定は、次のようになっています。
・栄養食事指導料・・・・1回につき130点
・医師が必要と認めた者に対して、管理栄養士が実施する。
・初回の指導を行った月にあっては1ヶ月に2回、その他の月にあっては1ヶ月に1回を限度として算定する。


過食に効く薬はなく、わが国の診療報酬の規定では、過食の治療では経営が成り立ちません。
もしも、過食に効く薬があれば、薬を処方することで経営が成り立ちますが、月1回の食事指導だけでは、経営が成り立たないのです。
ですから、現行の医療制度では、患者自身が栄養知識を身に付け、自分自身で食事指導するしかないのです。


空腹感と飢餓感の違い
空腹感と飢餓感の違いを理解することが必要です。
摂食の調節は脳の視床下部で行われています。
炭水化物を食べると、血液中にブドウ糖が吸収されます。血中のブドウ糖濃度を血糖といいます。
摂食中枢は血糖が下がると、空腹信号を出して食事を促し、食後血糖が上がると、満腹信号を出して食べるのを止めさせます。
摂食中枢と満腹中枢は、脳が自分のエネルギーを確保するためだけに働いています。これが空腹感と満腹感です。
飢餓感はつぎのようにして起こります。体脂肪の脂肪組織はレプチンという食欲抑制作用のあるホルモンを作って常に血液中に放出しています。レプチンは摂食中枢が興奮しないように常に抑えています。
レプチン濃度は体脂肪の量に比例します。レプチンには食欲抑制作用がありますが、多いほど食欲が減るということではありません。
レプチンはちょうど赤外線警報装置の光線が侵入者に遮られるとスイッチが入るのと同じように、 レプチンが途切れたら摂食中枢の食欲抑制がはずれる仕組みになっています。
もしも、極端なダイエットのために、身体中の皮下脂肪が少なくなってしまうと、レプチン濃度が低下して脳の視床下部に届かなくなってしまいます。そうすると、普段は抑えられていた摂食中枢が興奮して、食欲を起こします。この興奮は脳の新皮質の全領域に伝わります。ですから、脳全体が食べ物のことに支配されてしまいます。これが飢餓感発生の仕組みです。

飢餓感は、飢餓によって体脂肪が極端に少なくなってきたときに、生命を維持するために食欲を起こすための身体の正常な反応です。
レプチンは他にも血糖値やアドレナリンなどの影響も受けるので、空腹やストレスが重なったときに、スイッチが入ります。

腹持ちの良いのはどれ?
左の食品のうち、腹もちのよい食品はどれでしょうか?

食品の横に書いてある数字は消化時間です。
消化が最も早い食品は半熟たまご
遅い食品はビフテキ、バターです。
それでは、腹もちの良い食品はどれでしょうか?


答え:腹もちの良いのはご飯。
ご飯1杯には40gの炭水化物が含まれていますが、さしみ、すき焼き、ビフテキには炭水化物が含まれていません。
炭水化物は胃で分解され、ブドウ糖になって体内に入り、肝臓に蓄えられます。
脳のエネルギーはブドウ糖ですが、脳にはブドウ糖を貯蔵する場所がなく、ブドウ糖は肝臓に蓄えられていて、1時間に6gの割合で消費します。
食後時間が経過して、肝臓のブドウ糖が残り少なくなると、脳が検知し、早めに空腹信号を出して、次の食事を促します。
半熟卵や刺身、牛肉には炭水化物が含まれていません。ですから、空腹時に食べても血液中のブドウ糖濃度が上がらないので、脳は空腹信号を出し続けます。
たとえ、これらの食品を腹一杯に食べても、満足感がなく、すぐに空腹感がきます。

注:空腹時血糖値は110mg以下です。空腹時血糖値が126r以上は糖尿病の疑いがあります。空腹かどうかは血糖値を測ればわかります。
ご飯も、パンもスパゲティも砂糖もハチミチもブドウ糖でできています。でんぷんも砂糖もブドウ糖でできていて、ブドウ糖の結合のしかたが違うだけです。
ブドウ糖は化学的に不安定な物質で血液中の蛋白質や血管などに結合しやすいので、体内ではグリコーゲンの形に変換して貯蔵します。グリコーゲンはブドウ糖百万個位が結合したものです。


おからハンバーグ
テレビで、ハンバーグにおからを混ぜて栄養価を低くくして、ダイエット料理ですなどと紹介していますが、おからハンバーグはダイエット料理ではありません。
ダイエット料理とは、少ないカロリーで高い栄養が摂れる料理のことです。ボリュームがあって、低い栄養価の食事を食べると、体はもっと食べたいと要求するので、次第に胃が大きくなります。
腹腔内に大きな胃のための空間が空けられるので、腸が下方に押し下げられるので、下腹部が出っ張った体型になり、便秘になります。
そうではなく、少量で栄養価の高い料理こそがダイエット料理なのです。


過食を治す
過食に効く薬はないので、正しい栄養を摂るしか治す方法がありません。
アルコール依存症に特効薬がなく、アルコールを飲まないことだけが唯一の治療法であるのと同しように、過食に効く治療薬はなく、正しい栄養を摂ることだけが回復の方法です。
アルコール依存症もきっかけは様々です。心に深い傷を受けたり、空虚だったり、ストレス、ひきこもりが原因だったりします。
そして、専門医や家族が懸命に心のケアをし、本人も意志を強くして断酒を頑張っても、一たびアルコールが入ると酒におぼれてしまいます。
アルコール依存者が依存から脱出するには、まず身体からアルコールを抜かなければならないのですが、心の病気と考えて、病気に上手に付き合い、根気良く治していこうなどと考えていたら治療に何年もかかってしまいます。

過食も同じです。身体が飢餓に陥り、必死になって栄養を求めているのに、心の病気だと勘違いしていたら、病気が長引くばかりです。
アウルコール依存症も過食も病気に効く薬があれば医療産業として成り立つのですが、特効薬がなく保険が効かない現状では、医療産業に期待することができません。
過食を治すことができるのはただ一つ、本人の自覚しかないのだということに本人が気づくことです。そのことに気づいた人から回復していきます。

飢餓の状態では、脳全体が食べ物に支配された感じになり、食べても食べても食欲が消えませんが、これは病気でもなんでもなく、人体が生命を維持しようとする正常な反応です。
飢餓状態では、通常の摂食中枢を経ないで食べるので満腹中枢が働きません。したがって、いくら食べても満腹中枢が働かず、いつまでも食べ続けます。
このように、過食は生存本能によって始まります。摂食障害の原因は、脳のエネルギーがブドウ糖であることを無視したことにあります。脳の1日分のエネルギーは、女性茶碗に3杯のご飯で摂れるのですが、それを2杯にし、1杯にし、ついにはまったく摂らなくしたことに原因があるのです。

睡眠障害といらいらした気分は、ご飯を3杯食べると、明日にでも治ります。
便秘は、食物繊維だけでなく、乳酸菌と腸内環境が必要です。ヨーグルトと野菜、穀類を食べると、2週間位で改善できます。
生理は、日本人の平均初潮体重が43Kgですから、体重が43Kg以上を回復すると、生理も回復します。
ホルモン療法で体重の回復を早める方法もありますが、それをすると、食べる量を減らそうとするかも知れませんから、本人の体重増への自覚こそが必要です。

栄養バランスを正しく
多くの人は過食の治療とダイエットは両立しないと考えています。
しかし、ダイエットは身体に必要な栄養物を正しく摂取して、体重をきちんとコントロールすること言います。ですから、正しいダイエットを覚えれば過食が克服できるのです。
左図のように、脂質と炭水化物をやや少なくし、その他の栄養を充分に摂ってください。そうすると、身体が元気になり、体重がきちんとコントロールができ、体重がふえるどころか少しずつ低下し始めます。

体重の回復
昭和20年代の日本人女性の平均初潮年齢は14歳でした。その後、初潮年数は年々早まり現在では12歳です。過去20年間のタンパク質食品の消費量と成長期女子の身長体重の増加が比例しており、それにつれて初潮年齢も低下してきました。統計的に、初潮発来時の体重はほぼ一定で、日本人の平均は43kgとなっています。つまり、初潮は生殖に必要なカロリーの貯蔵が完了したときに発来すると考えられます。

国連難民援助機関は難民女性の平均BMIが18.5を切ったら、難民が飢餓状態だと判断し、さあたいへんだと世界の国々に食料の援助を要請します。
最近のダイエットの風潮の中で、減量の目標をBMI18.5以下にする若い人が目立ちますが、その結果、低身長や摂食障害の弊害が出ています。
拒食の人の中には、中学生の頃の体型に憧れて、または高校時代の体重に戻そうと懸命に努力している人がいます。中学、高校の頃は最も体型が変化する頃ですから、無理なダイエットです。
過度なダイエットが飢餓を招きます。飢餓のせいで生理が停止した人の場合、平均初潮体重の43Kg、BMI 18.5、体脂肪率20%が飢餓回復の目安になります。

体重を回復するには、目標の体重における基礎代謝に相当する栄養を摂るようにします。
減量のときも、目標体重の基礎代謝を摂取カロりーの目安にすれば無理なく減量できますが、体重を増加させるときも基礎代謝を摂取カロリーの目安にすると良いのです。
体重が増加すると、体重増につれて代謝が増すので次第に太りにくくなります。目標体重に近づけば近づくほど代謝が増しますが、普通の代謝の人が基礎代謝の食事をすると、今度は減量になりますから、結局、体重増から減量の方向に自動的に切り替ることになり、うまく目標の体重に軟着陸することができます。

摂食障害親の会
10年ほど前に、「摂食障害」という本が摂食障害親の会から出版されました。当時はまだ拒食という言葉しかなく、すべてが拒食と呼ばれていましたが、摂食障害親の会はさまざまな症例を紹介して、摂食障害に拒食と過食があること、摂食障害という言葉を広く世間に知ってもらいたいとして出版したのでした。摂食障害親の会は、また、摂食障害は母娘相克の病いで、すべての摂食障害が母娘の問題に行きつくのですと書きました。この点は今も同じで、患者はなぜ過食するのか、どうすれば治るのかを知りたくて診察を受けるのですが、医師は患者の過去を根掘り葉掘り聞くばかりです。どんなに賢く忍耐強い母親でも、長い子育ての期間中に反省することが一度や二度はあって当たり前です。あらを探せば誰だって思い当たることがあります。しかし、摂食障害の原因は本当に母親だけの問題でしょうか?そんな母親のつらい思いが感じられる本でした。今なら、摂食障害の原因に飢餓があることがわかっているのですが。

低栄養価の食品をダイエット食と思っていませんか?
朝食にご飯1杯、ささみ、小松菜ジュースなどを摂ってください。3食必ず食べ、摂取カロリーを基礎代謝に合わせてください。Diet7を使うと、正しい栄養が何かが簡単にわかります。正しい栄養を摂れば1週間で飢餓が治り、本来の自分の食欲を取り戻せます。便秘が治り、顔色が良くなります。
効果的なダイエットを覚えれば過食は必ず治ります。普通の食事を3食食べ、1ヶ月間過食しなければ、自信がつくはずです。そのためには、Diet7の指示を忠実に守ってください。ダイエットをあなどらず、自己流のダイエットを捨てることです。
脂質が多い食品は高カロリー低栄養価なので控えてください。蒟蒻やおからなどを混ぜた食品は低カロリーですが低栄養価なので、飢餓の回復に役立ちません。少量で栄養価が高い食品がダイエット食です。あなたは低栄養価の食品をダイエット食と思っていませんでしたか?

過食が治ったら
過食が治ったら、あなたがどのようにして治したかを他の人たちにも教えてあげてください。 過食症患者の中には、患者仲間の言葉しか信じられなくなっている人たちがいます。 過食を治した人がその体験をどんどん発言すれば、それによって救われる人がもっと出てくるはずです。


満腹感とは
過食症で不便なことはたくさんありますが、中でも困るのは食べても食べても満腹感が得られないことです。なぜ、そのようなことが起こるのでしょうか?。
人間は外部から栄養物を摂取し、体内で燃やして生きています。この栄養物は、私たちがいちいち命令しなくても、脳内の摂食中枢が自律的に行っています。外部から取り込む栄養素は、糖質だけでコントロールされています。摂食中枢は蛋白質や脂質をセンスしていないので、蛋白質や脂質が不足しても空腹感は起こりません。空腹とは何かを理解する前に、摂食中枢がどのようにコントロールしているか知る必要があります。

人体は60兆個の細胞でできています。脳の細胞は1時間に6gの割合でブドウ糖を消費し、全身の細胞が1時間に1.5gの割合でブドウ糖を消費します。これらの細胞が生きていくには、1時間に7.5g、1日では180gのブドウ糖が必要ですが、脳や細胞にブドウ糖を貯蔵する場所がなく、肝臓に貯蔵されていて、血液を通じて配られています。

肝臓がブドウ糖を蓄えられる容量は100gです。肝臓のタンク容量が100gで、全身の細胞が180gのブドウ糖を消費しますから、人は1日に少なくとも2回は食事をしなくてはなりません。
左の食事には、蛋白質20.4g 脂質15.0g 糖質41.1g が含まれています。

食事をすると、炭水化物がブドウ糖に分解され、血液に吸収されてきます。
上の食事の場合、食後40分ほどで血糖がピークになり、1時間ほどで吸収されます。
ブドウ糖は化学的に不安定な物質で赤血球と結合したり血管壁を傷つけたりするので、肝臓はできるだけ早くグリコーゲンの形に変換して肝臓に貯蔵します。
上の食事の糖質が41.1gですから、肝臓はこの食事で約5時間分のエネルギーを貯蔵できることができます。

人体の血液は約4〜5リットルで、その中に15gのブドウ糖が溶け込んでいます。
15gのブドウ糖は脳と全身の細胞が2時間で使い切ってしまう量です。したがって、食後2〜3時間で血糖が下がります。
血糖が下がると、肝臓内のグリコーゲン分解酵素がグリコーゲンを分解して血中に放出します。
すなわち、肝臓に蓄えられたグリコーゲンは、血糖が下がると自動的に溶け出すので、血液中のブドウ糖濃度が一定に保たれます。先の食事には、約5時間の糖が含まれていましたから、この食事を朝の7時に食べると、昼頃にちょうどなくなる計算です。

私たちの身体の中で最も大切な臓器は大脳です。もしも、脳のエネルギーが途絶えるとたいへんですから、脳は早め早めに空腹信号を出して、つぎの食事をうながします。
もしも、この空腹時間を長くすると、カラダは体脂肪を溶かしだしてエネルギーの不足を補います。肝臓や心臓、呼吸筋、消化管、筋肉は脂肪を燃やすことができますから、ダイエットでカロリーを制限すれば、運動なしでも体脂肪が減少します。
ところが、脳と全身の細胞は脂肪を燃やすことができません。このため、身体は血中のアミノ酸からブドウ糖を作り出して供給します。肝臓がアミノ酸から糖を合成することを糖新生といいます。 糖新生の能力はあまり大きくなく、1日に最大で100g程度です。身体が必要な糖の量は180g/日ですから、もしも、絶食や炭水化物抜きダイエットをすると、身体は筋肉を分解して糖新生を行います。


拒食になりたい
Q・私は拒食の反動で過食になりました。過食嘔吐が身体に悪いと聞いてなるべく吐かないようにしていますが、どんどん太ってしまっておそろしいです。拒食になりたいです。

拒食と過食が交互にくると考えている人がたくさんいますが、そういうことはありません。
左図はこのサイトで、あなたは過食症ですか?と尋ねた結果ですが、もしも、過食と拒食が交互にやってくるのであれば、拒食の人の数が過食の人と同じくらいに多いはずです。
拒食はダイエットで身体を飢餓状態においた結果、生存本能とリバウンドの恐怖心が葛藤している状態です。
一方の過食は摂食中枢を経ないで食べ、満腹中枢が働かずいつまでも食べ続ける状態です。
拒食と過食の原因はまったく別なので、いくら低体重であっても過食嘔吐をしている限りは過食症です。

日本難病情報センターのページに、 食欲不振症とは、標準体重のマイナス20%以下に痩せていて、体重や体型についてゆがんだ認識をもっている場合と、飢餓の反動で過食するようになり、嘔吐や下剤を乱用してするむちゃ食い/排出型があると書かれていますが、これを信じて、体重が標準のマイナス20%以下だったら拒食症と考えていたらいつまで経っても過食は治りません。


600Kcalまでなら太りませんが
Q・600Kcalまでなら体重は増加しません。900Kcal食べると過食は起こらないのですが、体重が増加します。昨日も一昨日も、今日も体重が増加しました。

900Kcal食べれば過食しないことがわかったのは良かったと思います。これで、900Kcal食べても体重が増加しないようになれば、問題が解決するわけです。あなたの基礎代謝は1100Kcalですから、900Kcalでは体重が増加しないはずですが、現実には増加しています。その原因には、代謝が低下していることと、水分管理の2つが考えられます。
あなたは生理の停止、体の冷え、集中力の低下、1日中食べ物のことを考える、甲状腺機能低下の症状がありますから、栄養不足の状態であることは明らかです。これだけ、はっきりした自覚症状があれば、基礎代謝が低下していることが考えられます。
しかし、たとえ、基礎代謝が低下していても、900Kcalで体重が増加することは考えられません。なぜ、体重が増加するのでしょうか?あなたの体重は51Kgですから、1日に体重の30%、約2リットルの水分摂取が必要です。水分の2リットルのうちの半分は食べ物から得られるのですが、食事を制限すると、食べ物から得られる水分が充分でなくなります。
拒食症の人は、よく水を飲んでも太るといいます。普通の人は水を飲むと、余まった水分がトイレに排出されますが、普段から水をあまり飲んでいない人は、水を飲んでも体内に滲みこんでしって対外に出てきません。ですから、水を飲んでも体重が増えるように見えるのです。900Kcalがカロリーオーバーのせいなのか、水分不足のせいなのか、次のようにして調べてください。

・しばらく運動を中止する。
・毎日2リットル以上の水分を摂る。
・そうすると、体重が1Kgほど増加しますが、1日に数回はトイレに行くようになります。

このような状態になったときの体重があなたの本当の体重です。この体重で調べないと、900Kcalがカロリーオーバーかどうかはわかりません。
身体に充分な水分を補給すると細胞が活性化し、代謝が上がります。
代謝が上がると、900Kcalでは体重が増加しないことが確認できると思います。


体重が変動します
Q・私は朝同じ時間に測っても毎日体重が大きく変動します。あるホームページに、体重は季節や身体のコンディションで変動するので、毎日の体重に一喜一憂することなく、一週間に一回くらい測るのが良いと書かれていますが、毎日測るのが良いのでしょうか?

私たちは、睡眠中に600g〜900gほどの水分が発汗と排泄によって失われます。試しに、就寝前の体重と起床直後の体重を測って比較してみてください。前日の夕食が規則正しいときは、翌朝の体重も規則正しくなります。夕食が遅かったり、たくさん食べると翌朝の体重が増加します。夕食を規則正しくしてみてください。体重の変動が収まると思います。
私たちの体重は日中に1〜2Kg位変動していますが、これは本当の体重が変動しているわけではありません。本当の体脂肪は1日に最大で100g程度しか増減しないものです。従来の体重計では1週間位経たないとわからないと言われてきましたが、今では精密体重計と移動平均という手法を使えば、かなりの精度でわかります。ダイエットの努力が1週間経たないとわからないのでは努力がつづきません。精密体重計を使って、ぜひ、毎日測定してください。


ダイエット7を使い始めました
Q・最近、何とか回復したくて、ダイエット7のソフトを使いながら食事をはじめました。ところが、一日たった300CALしか、食べていないのに、0.6kgづつ、日々太ってしまいました。
基礎代謝ものカロリーや、糖質を136gも食べてしまったら、もっと太ってしまうと思います。どこまで、体重が増えたら、落ち着くのでしょうか。?

ヒトのエネルギー貯蔵能力は小さく、脂肪組織は1日に最大で100gほどしか脂肪を蓄える能力がありません。ですから、1日に0.6Kgも体重が増加したとしても、それはただの水分なのです。水分の増加は何日も続くわけがなく、3日位で体中が水分で満たされると、必ず落ち着きます。0.6Kgの増加は一時的なものなので心配ありません。本当の体重が増加したのではないので、大丈夫です。
拒食症の人には1日に数回、体重を測ってグラフにしてみることをお勧めしています。 食事やトイレのたびに体重を測って、栄養物と体重、水分の関係を確認してみてください。 あなたも、単なる水分変動に怯えているだけかもしれないので、グラフをとってみてください。

身体の水分変動について少し詳しく説明します。私たちの身体は60兆個の細胞でできています。私たちの骨も肉も皮も内臓も細胞でできています。細胞は蛋白質でできていますが、細胞には骨も皮もなく、薄い脂肪膜で覆われているだけなので周りに水がなければ生きていけません。ちょうど水の中のクラゲのように、私たちの細胞は、周りの水が失われると干からびて死んでしまいます。
摂食障害者は体重を気にするあまりに水分の摂取が不足しがちになるようです。たとえば、コーヒーを飲んで2時間経ってもトイレに行かないようでは、細胞は脱水気味の状態です。
細胞を活性化し、代謝を良くするには水分をたっぷり摂る必要があります。テレビで見るスーパーモデルたちは身近にペットボトルを置いていつもちびりちびりと飲んでいますが、 あなたも手元にペットボトルを置いて、のどの渇きを覚える前に少量ずつ飲むようにしてください。
水分を充分摂ると、それまで水分不足ぎみだった人は体重が1Kgほど増加するかもしれませんが、実はそれがその人の本来の体重なのです。水分の増加は健康のためによいことです。健康に良くないのは体脂肪の増加です。まず、たっぷりの水分を摂ってあなたの本当の体重を知ってください。

いくら水を飲んでも体重が増加しなくなれば、それがあなたの本当の体重です。あなたの基礎代謝がどのくらいかは本当の体重で判断しなければなりません。あなたの本当の体重を知るために、1日に数回体重を測ってみてください。いくら水を飲んでも体重が増加しないようになるまで水分を補給してください。その上で、どの位のカロリーで本当の体重がどのように変化するかを観察してください。


代謝が落ちている
Q・過食嘔吐により、今まで、代謝が本当に落ちているのでしょうか。

代謝が落ちている可能性はあります。代謝は最大で25%低下しますが、それ以下には低下しません。代謝が低下すると、その分、食欲も低下します。代謝が低下しても摂取カロリーが同じ程度であれば、体重が落ち着き、体重が落ち着くと代謝が必ず回復します。
そのためには、焦らないで、800〜900Kcal位のカロリーで体重が増加しないことを確認してください。次に栄養バランスの改善に努めてください。栄養バランスが改善されると、代謝が回復します。代謝が回復すると、あなたの場合は1068Kcal食べても大丈夫なはずです。きちんとした栄養を摂ると、代謝は必ず回復します。


1000Kcal摂っていますが
Q・私は以前の暴食暴飲が原因で胃炎にかかってしまい、胃が食事をあまり受けつけなくなってしまいました。食べる速度がゆっくりになり、量も減りました。ダイエット6をつけながら、食事を味わうってこういう事なんだなと思いながら、食事をしています。一日の平均摂取カロリーは1000cal前後です。それでも食事をとると満足感があり、我慢している感じではありません。
私は無理してでも体のために1000カロリー以上とったほうがいいのでしょうか??胃炎になってからは、体調があまりよくなく、疲れやすいのですが、栄養がとれていないせいなのかもしれない、と不安になります。

体重が維持できるのであれば、1000Kcalでも良いと思いますが、なるべく、もう少し上の基礎代謝以上を摂るようにするのが良いと思います。カロリー重視でなく、栄養重視のダイエットをしていると、そのうちに胃炎が良くなり、便秘も治ります。生理不順が治ると体調が良くなり、もっと元気になります。 それを期待して、焦らず今の調子で続けるのが良いと思います。


どうしたら治るでしょうか?
Q・4年前から、寂しさとストレス、不安定、不眠で急に過食になり、太りたくないと言う気持ちがあり吐くようになりました。 ダイエットしても、過食にばかりなり、毎日吐いて、ダイエットにならず・・・体重が徐々に増えて、外に出るのも憂鬱になっています。どうしたら治るでしょうか? 少しでも、方法があれば教えてください。

正しいダイエットのしかたを知っていれば、寂しさやストレスがあっても過食にならなかったと思います。過食を治すのにも正しいダイエットの知識が必要です。もしも、過食の原因が心因性のものでしたら、まず、 県の精神保健センターに相談してください。その結果、心因性でないようでしたら、Diet7をダウンロードしてヘルプをよく読んでください。過食を治すには、たくさんの栄養知識を覚える必要がありますが、正しい栄養知識を身につける過程で過食が治ってしまいます。


いらいらすると食べる
Q・私は中3女子です。最近辛い事があるとすぐ食べてしまうためか、ぽっちゃりしてきてしまったんです。食べ始めると自分では歯止めが利かなくなるため、このままどんどん太っていってしまう気がして、とても恐ろしいです。どうしたら良いでしょうか。またどうやったら間食を止める事が出来ますか?

A・甘いものを食べると、脳内にセロトニンを呼ばれる物質が湧出します。セロトニンは神経伝達物質で脳がとろりとなって沈静化します。ストレスのたびに甘いのものを食べていると、脳がますます甘いものを求めるようになります。
人間の味覚は相対的に働きます。たとえば、ある日、ケーキをたくさん食べると、翌日も同じだけ食べないと満足できなくなります。これは、味覚が昨日の甘さと今日の甘さを比べるからです。ですから、甘いものをたくさん食べた翌日は甘いものを一切食べない位の自覚を持たないと、だれでも甘いものを次第に求めるようになります。間食を止めるコツは、食べ過ぎた日の翌日は自制することです。
さて、問題は、食べ始めると歯止めがなくなる感じがすること、このままどんどん太ってしまう気がして、とても恐ろしい感じがすることです。今、摂食障害になっている人のほとんどが、摂食障害になる前に今のあなたと同じ経験をしています。原因は、ダイエットのために炭水化物を減らしすぎたことです。炭水化物は脳の大切なエネルギーなので、制限しすぎると脳が1日中食べもののことを気にするようになります。あなたは今、拒食症の一歩手前にいるようです。どうすれば良いかは、このサイトに書いてありますから、目を通してください。


飢餓感
Q・私は昨年からダイエットをしていて、普段から食べ物のことを考えられずにいられなくなりました。糖をとるとなんとなく満腹になる感じでチョコレートを食べますが、すぐまた空腹感でいてもたってもいられなくなります。
質問は、ご飯を食べると2時間後ぐらいで満腹感が出てきて、ほかのことが考えられる状態になります。この場合、ご飯をゆっくり食べることで解決できるでしょうか?それとも精製糖を取るほうが手っ取り早いですか?チョコを食べてもすぐ空腹になってしまいますが、これは今まで飢餓状態だったからでしょうか?


ヒトが空腹を感じて食事をし、満腹を感じて食事を止めるのは、摂食中枢と満腹中枢が脳のエネルギーを途絶えさせないように働いているからです。
脳のエネルギーは炭水化物に含まれているブドウ糖ですから、パンやご飯を食べていれば、摂食中枢と満腹中枢が働くので、普通に空腹が起こり、食後に満腹感が起こります。
ところが、摂食中枢の空腹信号を無視して、我慢しすぎたり、または野菜や蛋白質ばかりで炭水化物を食べなかったりすると、脳のエネルギーが危機的な状態になって、摂食中枢が唾液腺を刺激して、直接食餌行動をおこさせます。このときは、満腹中枢の経路を通らないので満腹感も起きません。
満腹中枢が働いていないときは、ゆっくり食べても、よく噛んでも、チョコレートでも精製糖でも満腹感は起きません。改善できる方法はただ1つ、厚生労働省の栄養基準にしたがって、正しい栄養バランスの食事を摂ることです。そうすれば、飢餓感がなくなり、普通に満腹感が得られるようになります。


体重計なしで
Q・以前に相談させていただきました。そのときに、教えていただきました3つの処方箋を今度こそ実行してみようと思います。ただ、私の場合、体重を測るとすぐにこだわってしまうので、体重計は持っていませんし、体重計なしで行いたいと思います。また、私はどうしても甘いものに手を出してしまいます。どうすれば、良いでしょうか?

古いメールは定期的に破棄していますので、あなたの相談の内容がどうだったかわかりません。
3つの処方箋ということなので、たぶん、次の3つだろうと思います。

・毎朝、体重を測る。
・水分を2リットル摂る。
・Diet7を使って炭水化物の摂取量を把握する。

この3つを守ると、最初は半信半疑であっても、このサイトに書かれていることがすべて本当のことだとわかり、次第に過食の回復に確信が持てるようになります。しかし、もしも、1つでも欠けると、このサイトの記事やDiet7のヘルプに書かれていることの半分も理解できないだろうと思います。

体重計なしでは、速度計のない自動車に乗るようなものです。羅針盤なしで太平洋を航海するようなものです。100g精度、できれば50g精度の体重計をぜひ購入してください。
甘いものには習慣性があります。正しいダイエットの知識が得られたら、味覚も嗜好も、習慣も変わります。まず、正しいダイエットを覚えてください。


普通の食事を3食食べて、過食しないことがベスト
Q・前回の過食をしてしまったことを報告してから、一週間が経ちましたが、その後は過食がありません。正直、こんなに過食しないことは初めてです。一回過食してしまうとしばらくその悪循環から抜けられなかったのですが、過食をたったの一日に抑えられました。
体重を毎日計ることも効果的でした。私の場合、勝手に頭の悪いダイエットをして、体が壊れ、それによって心理的におかしくなり、原因を家族関係に見つけたり・・今から思うと、本当は摂食障害でもなんでもなかったのでは?と思うくらいです。ただ、失敗したダイエットに、言い訳をつけたかっただけなのかもしれません。
先日の過食原因はデトロイトモードに挑戦して、早くも二日目に食欲爆発してしまったことにありそうです。あとは、体によいものをと意気込みすぎたこと、スターチャートで脂質が足りない生活をわかってやっていたこと、運動を不規則に取り入れたことなどです。
・・・
「普通の食事を3食食べて、過食しないことがベスト」と聞いて、とても共感し、同時に安心しました。 確かに、血糖コントロールを意識したり、デトロイトなどを実践するにはまだまだだと思いました。 私も三度の普通の食事に徹したいと思います。 これまで、シリアルばかりの生活でしたので、ごはん食復活させようと思います。麦ご飯炊いてみました。いつも教えていただいて、本当にありがとうございます。



断食について
Q・断食について教えてください。いろいろな本に断食のすすめなどが書かれています。断食することによって、体内リセットするとか・・・。たまには断食もいいのでしょうか?

私も10年ほど前に断食をしたことがあります。最初の3日間は粥食で、次の3日間が断食、最後の1日は粥食で復食するというものでした。夏の暑い日に、すきっ腹をさすりながら天井を眺めてため息をついていたのを思い出します。断食は効果があると思います。断食で食事を制限すれば、血糖が下がりっぱなしになるので、1週間も続ければば、食欲がリセットされます。その意味では、正しいダイエットを知らなくてもできる食欲のリセット法だと思います。ただし、せっかく食欲をリセットしても、正しい食事を知らないと、復食時の猛烈な食欲のために、かえって食欲が増すことになると思います。
それに断食をすると、1日あたり75gの蛋白質が失われます。筋肉が減るだけでなく、たとえば、肝臓の細胞なども毎日消耗と再生を繰り返していますが、断食中は再生できないので、内臓にも悪影響を与えます。断食は、いわば肉を切らせて骨を断つようなものです。手っ取り早い減量法のつもりで実行すると、しっぺ返しを喰うことになると思います。
どんなダイエットでも、最低限度の栄養を守るべきです。正しいダイエットがベストで、安易な断食は正しい摂食行動を狂わすと思います。


ダイエット7の食事指導
Q・サイトを読んで共感できる部分が多かったのですが、ダイエット7のような厳格な方法を取り入れないと治らないのでしょうか?普通の食事で嘔吐せずにいられるなら良いのですが、嘔吐、下剤で普通の生活ができなくなっています。

過食を治したい気持ちがあり、食欲の仕組みが納得できれば、過食は治ります。あとは、実行するでけです。すぐに効果が表れます。
Diet7は厳格ではありません。次のことをするだけです。
・精密体重計を購入し、毎朝体重を記録する。
・食事のたびに食べた食品のアイコンをドラッグする。
・食事指導にしたがって、改善できるところから改善していく。


食事指導とダイエット指導
Q・サイトの説明では、栄養学の観点からだけで改善できると読み取れますが、食事指導中の葛藤や無気力などはどう考えればよいでしょうか?

昔から過食は、心因性の精神疾患だと言われてきましたが、今ではダイエットの失敗が原因となっている人の方が多いというのが一般的な見方です。
ダイエットが原因の場合、普通の食事をして過食せずに体重がコントロールできれば、患者はついてくるはずです。患者の知識で体重のコントロールができないから、拒食症になり、過食症に発展したのです。

月1回の食事指導ではダメなのです。患者は、そんなダイエットでうまくいくはずがないと心の中でつぶやいていますから、なげやりな態度になるのは当然です。過食症患者にはもっと即効性のあるダイエット指導が必要なのです。
最初の1週間は、毎食事ごとの栄養指導が必要です。次の1週間は患者だけでその食事を続けます。ダイエットは2週間で結果が出ます。
過食のために肥満している患者は、空腹なく体重が減るのでびっくりします。痩せの過食患者は、空腹を我慢することなく体重がコントロールできるので、やはり驚きます。

1ヶ月が経つと、半数の人が過食しないでいられることに自信がつきます。多くの場合、自信過剰または成果を急いでダイエットを強め、過食してしまう人が出ますが、効果的なダイエットのしかたを覚えた人はすぐ立ち直ります。

心理療法士は患者の主訴を聞いて、ストレスの原因を探ります。私は患者の訴えを聞いて、栄養に欠陥がないか、飢餓の原因になっているものは何かを探ります。答えはまるで変わってきますが、どちらが早いでしょうか?心にトラウマを持つ人も持たない人も、栄養のチェックが必要なように思います。


Q・以前、過食でいろいろ相談させていただきました。お久しぶりです...
とにかく、半年くらい、食事を取るようにと思ってきました。嘔吐は、一進一退ですが、以前よりは、回数も減っており、1/3くらいになりました。食べても、太らないので、自分でコントロールができるように、なりつつあります。

以前は、600CAL以上食べると太ってしまっておりましたが、それが800CALに上がり、11月 中頃からは、ちょうど基礎代謝の1000CALで47kgを維持できるるようになっております。(身長158cm)
自分の体が、多少代謝が上がったのかなと感じております。回復するのに、ちょうど半年かかりました。
セットポイントの話がHPにありますが、どうも私は47kgあたりのようです。これ以下になると、めまいが酷くなります。また、1000CAL食べるとすぐ太ります。

@糖質が多いと、どうしても、体重が増えるようです。100gから110gを今食べています。134gを取ると、体重が増えるので、抵抗があります。
しかし、糖質が、134g以下だと、一日がんばって嘔吐せずに過ごせたのに、夕方爆発して過食になります。やはり、糖質が134gは必要なのでしょうね。
大切なのは、体重ではなく、脂肪の少ない健康な体と言い聞かせ、一進一退の毎日です。

A過食嘔吐をしている人は、顔全体の浮腫み、耳下腺あたりから、のどのむくみが酷いようです。なかなか、浮腫みがとれず、顔がぱんぱんです。
カリウムの多い食品を選んで食べたり、リンパのマッサージをしたりしていますが効果はなく、このあたりことをご存知でしたら、教えてくださいませ。

とにかく、ソフトを信じてやってみようと、半年間やってきました。最近は外食で、カロリー計算が出来ない時も、自分でコントロールしていく自信が多少つきました。いずれは、ソフトを使わなくても、大体の感覚で、自分の体と自分で話して食事が取れるようになるといいのですが。
あと、引きこもりがちだった自分の生活ですが、前向きな人生を歩けるといいのですが。一歩一歩だと思っております。

いろいろ相談にのっていただき、心より感謝しております。ソフトのお陰で、食事がだいぶ取れるようになりました。お礼まで。

近況報告をしていただいてありがとうございます。どの位食べれば、自分の身体がどうなるかが客観的に見られるようになっただけでも良かったと思います。あとは、身体と相談しながら、調整していけば良いと思います。
糖質の摂取量をどの程度に抑えるかですが、120g摂れば良いと思います。120gというのは、起床から就寝までの身体が消費する量、7.5g * 16時間 = 120g です。

あなたの場合、あと10gプラスして120g摂るとしても、カロリーにして40Kcalの増加にしかなりません。それくらいは誤差範囲ですから、ダイエットに影響はないと思います。しばらく、120g摂ってテストしてみては、どうでしょうか?

> A過食嘔吐をしている人は、顔全体の浮腫み、耳下腺あたりから、のどのむくみ
> が酷いようです。なかなか、浮腫みがとれず、顔がぱんぱんです。
> カリウムの多い食品を選んで食べたり、リンパのマッサージをしたりしています
> が効果はなく、このあたりことをご存知でしたら、教えてくださいませ。


糖の摂取が少ないと、身体は筋肉を潰して糖を合成します。糖質を120g以上摂れば、筋肉が潰されません。筋肉細胞が潰されると、筋肉細胞内のカリウムが溶け出し、体液の電解質が狂ってむくみます。むくみを治すには、筋肉を溶かさないことが一番です。

> あと、引きこもりがちだった自分の生活ですが、前向きな人生を歩けるといいの
> ですが。一歩一歩だと思っております。


ダイエットがうまくいくと自信がついてきて、外に出たくなります。もう少しですから、ダイエットを続けてください。

Q・約半年間、過食嘔吐を続けていましたが、8月4日から我慢しています。 しかし今日、食べ過ぎてしまい後悔しています。食べたものは次の通りです。味噌汁、野菜炒め(小皿)、ほたほた焼き(一袋)、大福(1つ)パン(1つを半分)、りんご(1個)、サブレ(2枚)。
食べ過ぎましたが、ここで吐いたらダメなので、頑張ってます。明日は少し控えたほうがいいでしょうか?


今日、あなたが食べたカロリーは左図の935Kcalです。
ビタミンCだけは摂れていますが、その他の栄養素は半分位しか摂れていません。
過食を治すには、
・過食嘔吐で体重をコントロールする考えを止める。
・普通の食事で栄養を摂る。
・1ヶ月に1Kg以内のゆっくりペースで減量していってください。

> 明日は少し控えたほうがいいでしょうか?

いいえ、935Kcalは基礎代謝以下です。明日はこれ以上食べてください。これでも、ゆっくりペースで体重が減っていきます。