「こんにちは！近くで工事をしているんですけど、お宅の瓦がズレていると親方に言われて来たので見に来ました。」
こんな台詞を耳にしたことありませんか？それは怪しすぎる業者です・・・。
先日、実際にあった話なのですが、新築現場の屋根の上で我々４人で作業していた時、
スーツ姿の営業役？の１人と、職人役？の金髪の若い３人と親方役？１人が
幅５０Ｍほどの公園を挟んだ向かいのお宅に現れました。
怪しすぎる・・・我々はそう思い、休憩の時間でもあったので、
全員で屋根の上で、手を休め、その一部始終を見ていました。
何やらぐるぐる家の回りを歩きながら全員で屋根を見ていて、
親方風と営業風？の男がしきりにお爺ちゃんとお婆ちゃんに屋根を指差し説明しています。
職人風の男達に屋根に屋根に上がるように指示し説明する為なのか親方風と営業風、
お爺ちゃん、お婆ちゃんは家の中に入りました。
屋根に上がった３人が、デジカメで何枚か写真を撮った後・・・
いきなり隅棟を思いっきり蹴り飛ばした！！！
隅棟は崩れ、もう一人が当然のように、その写真をパチリ！
次に谷板金のところに玄翁(ハンマー）で思いっきり叩いて
穴を開けたところをパチリ！
桟瓦を蹴り飛ばしてパチリ！
職人風の男達は散々瓦をズラして壊して何食わぬ顔で写真を撮り、屋根を降りて
家の中に入って行きました。
・・・・あれが噂の悪徳業者！？
一部始終を見届けた私達は、呆気にとられてしまいました。
たまたま、そのお宅が新築現場から見渡せるところにあり、
悪徳業者が帰ってから、余計なお世話か？・・・と思いつつも・・・
そのお宅に伺い我々が見たことをそのまま伝え、
「悪徳業者が来たときに御連絡いただければ対応します。」を渡しました。
後日、見積もりを持って現れた悪徳業者に、私の名刺を見せて、
今から呼ぶからこの瓦屋さんと話をしてくださいと告げると
見積もりを置いて逃げるように帰って行ったそうです。
その見積もりについては他のページに詳しく紹介してあります。
自分がこのページでお伝えしたいのは、くれぐれも
以下の事に注意していただきたいのです。
むやみに屋根へあげない
すぐに契約しない
契約してもクーリングオフ制度を知っておく
１人の業者の言う事をうのみにしない
ノー！と言える勇気をもつ
ご自宅の回りの方に相談してみる