どんなにバージョンが上がってもなにかしら不具合があると言われ続けているCD革命Virtual(以下、CD革命)。でも、これが無いとCD-ROMの無いノートPCでエロゲれなかったり、デスクトップPCでも仮想化したCD-ROMを使った快適なエロゲライフを送れなかったりと、何かと不便なのも事実。そういうこともあって、俺は不具合があろうが何だろうがVer.3の頃から使い続けているんです。
そのCD革命がこの度Ver.8からVer.8.5へバージョンアップしたというので、俺もバージョンアップをしてみようと思いまして。もちろん少しでも不具合が解消されて安定性が向上しているを期待してというのもあるんですけど、ただ単に新しくしてみたかっただけだったりするんですけどね。
さて、このVer.8.5。実はパッケージ版を新たに買わなくても、メーカのホームページにアップデータがありまして、Ver.8のユーザは無償でバージョンアップできるようになっているんです。最初はアップデータでのバージョンアップで済ませてしまおうかなと思ったんですが、それじゃあネタ的にも面白くないし、アップデータでバージョンアップしただけではレビューも書けないので、あえて店頭で売られているバージョンアップ版のパッケージを購入してみました。無駄とか言うな。
どうせパッケージ版を買うのならってことで、Ver.8で使っていたスタンダード版ではなくプロフェッショナル版を購入。だから無駄とか言うな。
今回のバージョンアップとプロフェッショナル版で何処が変わったのかをレビューしてみたいと思います。
まず、Ver.8.5になって一番変わったと思われるのは不具合の修正じゃなくて、プロテクトの対応範囲が広がったことではないでしょうか。Ver.8でもAlpha-ROMやSecuROMなどのコピープロテクトに対応していたんですが、Ver.8.5ではそれぞれの最新版に対応したようです。
それ以外の変更点はと言うと、仮想CDのデバイス名の変更機能が付いた程度で、他に大きく変わったようなところは無く、おいおい!たったこれだけかよ!これだけでバージョンが0.5も上がったのかよ!って感じ。だからアップデータでの無償バージョンアップになったんだと思いますけど。もちろん不具合の修正もされているとは思いますけどね(希望的観測)。
そして、今回買ったプロフェッショナル版ですが、スタンダード版との違いはスタンダード版の機能に加えCD-R・DVD-Rへのライティング機能が付いていることです。
つまり、スタンダード版ではプロテクトのかかったCD-ROM・DVD-ROMをプロテクトを外して仮想化出来るだけなんですが、プロフェッショナル版ではそれをそのままCD-R・DVD-Rに書き込めるんです。要するにプロテクトを外してCDやDVDのバックアップが作れるわけです。
ただ、この機能が微妙に使えなくて、プロテクトのかかったCD-ROM・DVD-ROMが全部が全部コピー出来る訳じゃないってことなんです。著作権保護の付いたDVDは仕方ないとして、例えば仮想化までは出来るAlpha-ROMやSecuROMのプロテクトがかかったCD-ROMなんかはCD-Rに書き込めないようになってるんですよ(書き込めてもプロテクトは外れてない)。
そういう欠点があるので、仮想化が出来るんだから同じようにバックアップが取れるだろうと思ってプロフェッショナル版を買うと使い物にならなかったという可能性もあるわけです。次のバージョンではこの辺を是非とも改善してもらいたいですね。出来れば不具合も無くして欲しいんですけど。
結論:
Ver.8を使っている人は無償でアップデータが用意されているのでバージョンアップしておくと幸せになれるかも。また、新規で買う人はプロフェッショナル版のライティング機能にメリットを感じなければスタンダード版で十分。
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