うたわれるもの

   初めに言っておきますけど、俺はファンタジー系は好きじゃないんです。それはエロゲにしろ一般ゲーにしろ同じで出来るだけ避けて通るんです。まあ、一般ゲーだったらまだ許せるかなとは思うけどエロゲーだけは却下。だってファンタジー系って何でもアリの世界になっちゃうじゃないですか。それが許せない。都合よく萌え要素をなんでも取り入れられちゃうのが許せない。許せないんだよ。例えばキャラが人間の格好をしてるにもかかわらずふさふさの耳が生えてたり尻尾なんかもあったりするとうわーって感じで思いっきり引いちゃうんです。

   で、この「うたわれるもの」。見事に俺が苦手とする要素満載。まずキャラの名称。キャラの名称だけじゃなくてアイテム名から地名までとにかくいかにもファンタジーって感じでうわー。そしてキャラ。主人公の仮面姿はまだ許せますよ。だけど他のキャラ。おい!なんかふさふさな耳が生えてるじゃないかよ!しかも尻尾まで生えてるじゃないかよ!やめろって!…なんでこう犬猫的な要素を盛り込んじゃいますかね(そういうゲームだからです)。

   でもね。いくら俺的に引いてしまう要素が満載でも、良作の比率が極めて高いLeafですからね、前作の「誰彼」でちょっとコケて、それを挽回するチャンスのある作品ですからね、そらプレイするべきか悩みましたよ。店頭でパッケージを手にとっては小一時間悩みましたよ。そして、発売から1年経って雑誌やネットで評判を聞いてやっとプレイしてみようという気になりまして。<遅っ!

   で、プレイした感想なんですが。すげー面白れええええ!やべぇよ!何でさっさとプレイしなかったんだよ!つーか、誰だよファンタジー系が嫌いとか言ってたやつは!<俺です
   いや、マジで面白いですこれ。特にゲームとしての面白さが。ゲーム自体はドラゴンナイト4やファーランドストーリーのような戦闘SLGになってましてね、戦闘で勝つことによってシナリオが進んでいくタイプなんですが(若干AVGな要素もありますけど)、難易度が簡単すぎず難しすぎずゲームバランスが絶妙(SLGフリークにはヌルく感じるかもしれませんが)。エロゲなのにここまでSLGの部分に凝っていいんですかって感じで。序盤は「あのー、これエロゲですよね?」なんて思ってしまったほど戦闘に没頭してしまったと言うか、エロゲである事を忘れてたって言うか。だって中盤までHシーンとか出てこないし。つまり、そのくらいのめり込んじゃいました。

   もちろん残念な部分もあってその一例を上げるとすれば、戦闘が多いので若干飽きが来たり、後半に世界観がちょっと崩れてしまったり、なんと言ってもシナリオが一本道な点などがあるんですが、まあ、いくら面白いからといってリプレイで何回も同じ戦闘を繰り返すのはタルいので逆に1本道で良かったのかもしれませんけどね。


   そんなわけで、たまには違う毛色のエロゲをやってみたいなんて思ったらとりあえずやっとけ。猫耳サイコー!<ええっ?


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