突然ですが、みなさんメイドさんは好きですか?メイドカフェは好きですか?アンティーク喫茶を溺愛していますか?
はい、大好きですね!(反論不可)
好きじゃなかったらこのレビューなんか読んでないよねー?ということで、前作「ショコラ - maid cafe "curio"-」(以下、ショコラ)ですっかりメイド属性が開花してしまったり、近所にキュリオがあればいいのにと思うようになってしまったり、メイドさんの幻を見てしまったり、俺の職場ってキュリオだよね?みたいな妄想ばかりで大変な若人さんですが、この「パルフェ 〜ショコラ second brew〜」(以下、パルフェ)は発売日前から楽しみにしていたんですよ。いや、もちろんメイド属性だからっていうのもあるんですけど、それ以上に前作のショコラが面白かったので純粋に期待していたって言うのもあって…え?ただの言い訳にしか聞こえませんか。そうですか。
さて、パルフェの説明に入ります。前作ショコラの舞台はキュリオだったんですが、今回の舞台はファミーユ。キュリオのコンセプトをインスパイアした店です。その店が数年前とある出来事で閉店してしまい、再建を考えていた主人公のところに大型ショッピングモール「ブリックモール」への出店の話が持ちかけられるや否や、元ファミーユのスタッフを説得し無事に営業を再開できるところから物語が始まります。そして営業が始まるとファミーユの向かいにあるキュリオ3号店との勝負が始まるわけです。キュリオ3号店と言えばショコラのRe-order版に収録されていた香奈子ショートストーリーをプレイしたことのある人ならもうお解りでしょう。作中に登場していたあのキュリオ3号店ですよ。カトレアですよ。ツンデレですよ。金髪ですよ。ハーフですよ。なにこの若人さんのストライクゾーンど真ん中のキャラ。これが楽しみじゃないわけ無いだろ!
そんなこともあって、しかもキュリオの登場人物も出てくるわけで前作をプレイしていたら超感情移入しまくりでプレイできるわけですよ。これが楽しみじゃないわけ無いだろ!
システム面でもショコラから改良されていて、ゲームの進行にさほど影響の無かった体力ゲージが無くなって純粋な選択肢だけのシステムになりました。なので、より物語に集中できるんですね。もう攻略チャート片手にプレイする必要はありません。しかも選択肢の画面ではどれを選んだらどういうイベントが発生するのかも表示されますから、ストーリーを純粋に楽しめるんですよ。ある意味ゲーム性が薄くなったとも取れますけど、この手のシナリオを楽しませるゲームの場合は、このくらいシステムが親切な方がプレイしやすくていいと思います。既読スキップの機能も好印象。
で、結局のところショコラとパルフェはどっちが面白いのかというと、両者とも甲乙付けがたい。どっちも捨てがたい。俺的には、ショコラのキャラも登場するし、後にプレイしたこともあってパルフェの方が好きかな?って感じですが、それはショコラをプレイしてキュリオを知っているからより好きだったと言うことであってどっちが面白いかを考えるよりも両方プレイしておけ!
なお、パルフェに感情移入しまくれた人は後に発売された「フォセット - Cafe au Le Ciel Bleu -」をプレイするのをお勧めします。パルフェのショートシナリオが多数収録されていてより楽しめますよ!
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