D.C.〜ダ・カーポ〜

   前作の水夏で知名度を上げたサーカスの第六弾。D.C.〜ダ・カーポ〜。

   水夏と同様に、パッケージにはジャンルやゲームの目安が書いてあるんですよ。それによりますと

切なさ
★★★★☆



…ほう。


いもうと度
★★★★★



…ほほう!


萌え度
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★



   5段階評価なのに★が30以上あるよママン!パッケージからはみ出してるよ!そんなに萌えるのか!凄いのか!

   ってかこれ、"萌え"をぎゅっと濃縮した水夏よりも★の数が多いんですが!ということはあれですか?水夏よりも萌えを煮詰めてさらに凝縮した感じですか?圧力鍋でじっくり煮込んだ感じですか?さすが「こそばゆい学園恋愛アドベンチャー」だけのことはありますな!



   では!プレイ開始といきますか!

   普段なら音声をOFFにしてプレイする俺ですが。今回は、"こそばゆさ"と"萌え"を思う存分味わうために音声はONだよね!常時ONだよね!ボリュームは大きめだよね!は?なに?近所迷惑?うるせぇボケ!これくらいは当たり前だろが!俺はこそばゆさを味わいたいんだよ!<お前がうるさいよ


   キャラクタも、こそばゆさを引き出すために萌え要素が満載でして。各ヒロインそれぞれが魅力的なんですが、その中でもお気に入りはなんと言っても朝倉音夢。なんていうか、すんごくツボだね!果てしなくツボだね!だって義妹だし!病弱だし!それに可愛いし!世話焼きなのに料理が全然出来ないってところがまたいいし!主人公とのやりとりがもうこそばゆいのなんのって!ああ、こんな義妹が欲しいなぁ!



…と思ったんだけどね。



俺は見つけてしまったんだよ……



先輩が出てくるのを。



水夏のさやか先輩が出てくるのを。


   ホントにちょっとだけなんだけどね!たった数回しか出てこないんだけどね!攻略できる訳じゃないんだけどね!でもね、先輩を見ちゃうとね!音夢が霞んで見えちゃうんだよね!だって、キングオブヒロイン(俺の中で)だもんね!さやか先輩最高!

   いやぁ、ただでさえ萌え要素が強いのに、さやか先輩まで出てきちゃうともう計測不能ですな!<何が?



   と、こそばゆさを思う存分味わったわけなんですが。萌えたわけなんですが。ゲームのシナリオとしてこれが面白いかと言われると考えちゃうんですよね。
   確かにシナリオに切なさを感じる部分もあります。泣ける要素もちょっとは感じます。だからといって、そういう切なさや泣きを期待するとこのゲームは地雷だと思うんですよ。明らかにジャンル違い。なので、切なさや泣きといったシナリオに期待するよりも、ひたすらこそばゆさや萌えを楽しみまくるゲームだと思うんです。
   っていうか、まあそのくらいこそばゆいわけで!めちゃくちゃこそばゆいわけで!体中かきむしりたくなるくらいこそばゆいわけで!床をゴロゴロと転げ回るくらいこそばゆいわけで!いやぁ、看板に偽りナシですな!



   最後に。このゲーム、「アルキメデスのわすれもの」をプレイしておくとD.C.だけでは判らなかった部分が繋がってより楽しめると思いますよ。