普段と変わらぬ平静を装って、当たり前のように「はじるす」と「はじいしゃ」を手に取りレジへ並んだんですよ。レジの店員は女性。なんつーか、初めてエロゲを買ったときのような緊張感が。
店員「ポイントはお使いですか?」
若人「はい。あ、それと、この割引券も」
……
店員「お会計は○○○○円になります」
……
店員「ありがとうございました」
…レシートを見る俺。
若人「あの、ポイントが引かれてないんですが」
店員「あ、もうしわけございません!」
普段なら、「どうせ、この次エロゲを買うときにポイント使えば良いいから、まあいいや」って感じで気にしないんですよ。だけど「はじるす」&「はじいしゃ」は別ですよ。出来るだけ安く買いたいんですよ。何たってネタのためだけに買うんですから。1000円の割引券で決心したくらいですから。ポイントを使えばかなり安く上がるんですから。
ところが、清算後にポイントを使う時って、一度返品の処理をしないといけないらしいんですね。その女性店員は返品処理の出来るフロアのマネージャを呼びに行ちゃったんですよ。俺はレジの取り残されたわけですよ。
俺、放置プレイ。
しかも、レジに「はじるす」と「はじいしゃ」を置いたままで。
その間、レジには別の店員が入って、俺の後ろに並んでいた客が次々と精算して行くわけですよ。俺は横によけてるわけですよ。その客どもは俺の前に並べておいてある「はじるす」と「はじいしゃ」に目をやり、そして俺の顔を様々な視線で見るわけですよ。
俺、羞恥プレイ。
例えば、
年配のおじさんの哀れむような視線。
若い女性の何か汚い物を見るような視線。
エロゲヲタの「はじるすかよ」というような屈辱的な視線。
視線が痛ぇよ、ママン…
そんな苦痛に耐えること約10分。なんとか無事に会計を済ませてエロゲ売り場を後にする俺。
普通のエロゲだとそんなに恥ずかしくないのに、なんで「はじるす」&「はじいしゃ」だとこんなに恥ずかしいんでしょうね。かつて体験したことのないくらいの羞恥プレイですよ。ホントに。
そんなわけで、なんとか目標を達成して参りました。しかもまとめ買いですよ。誉めろ。もの凄く誉めろ。
で、ですね、これからインストール&鬼プレイしようと思うんですけど、どっちからプレイすればいいんでしょうね。さっきから小一時間ほど悩んでるんですが…
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