毎日の更新のこと

   ※このテキストは2005/9/24の戯言からカットアウトしたものです。


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   毎日の更新のこと


   毎日朝夕の通勤電車の中で。仕事の合間に。昼食を摂りながら。ふと窓の外から遠くの景色を眺めながら。トイレの中で。入浴しながら。「今日の更新はどんなことを書こうかな?」そう思いながらネタを練る――そんな生活がもう6年続いています。


   よく「毎日更新するのは大変じゃないですか?」「毎日更新しているなんて凄いですね」など、読者の皆さんから聞かれることがあるんです。

   正直言うと毎日更新するのは大変でもあり、大変ではなかったりもするんです。例えば、毎日寝る前に10分程度駄文を書き連ねてそれをネット上に公開するだけと考えれば1日の仕事量としては全然凄くもないし大変でもないと思うんです。寝る前に歯を磨くのと同じくらい大したことない作業だと思うんです。しかし、そう当たり前のようにうまくはいかなくて実際は毎日自分の生活があり、会社員という本職があり、そのわずかな合間を縫って日々更新しているんです。もっと時間がかかることも多々あるんです。

   残業でヘトヘトになりながら終電で帰ってきてすぐにでも床につきたいという時でも、帰宅後は必ずパソコンの電源を入れて文章を書いてそれをアップしなくてはならないんです。友人たちとどんなに楽しい時間を過ごしていても更新の時間が迫ってくればそれを断ち切って必ず家に帰ってパソコンの電源を入れて文章を書き、それをアップしなくてはならないんです。どんなに楽しみにしていたエロゲを買っても、今すぐ鬼プレイしたいと思っても、その誘惑を断ち切って文章を書き、それをアップしなくてはならないんです。つまりプライベートを犠牲にしてまで更新しなくてはならないんです。

   社会人にとってわずかしかない貴重なプライベートな時間を削ってまで更新に当てて頑張っても「今日の更新はどこが面白いのか判らない」「そんなつまらない一発ネタなんか考える時間があるならレビューをアップしろ」などと罵られることもあるというのに。犠牲の割に合わないというのに。この労力をもっと別なことに使えばもっと有意義なことが出来るかもしれないのに。その方が自分にとってプラスになるかもしれないのに。

   それでも、なぜそこまでして毎日更新を続けるのかというと、やっぱり更新するのが好きだから。毎日続けたいと思っているから。ただそれだけなんです。時には1日くらい更新を休みたい、サイトを閉鎖したいと思うこともありますが、それでもやっぱり更新することは楽しいから俺は休むことなく毎日続けているんだと思います。

   それに、こうして更新を続けていると読者の皆さんから様々な反応がメールで返ってくるのが楽しいんですよね。楽しいだけではなく毎日続けていこうという日々の糧にもなるんですよ。むしろ、皆さんに支えられているからこそ毎日更新し続けられるんじゃないかなと思っているんです。




   つまり何が言いたいのかというと、ホームページやブログという誰もが自由に自分の主張を発表できる場所が用意されているんだから、勇気を出して色んなことをどんどん公開してみるといいんじゃない?主張してみるといいんじゃない?更新する楽しさを感じてみるのもいいんじゃない?ってことなんです。

   もっと要約すると、日記系サイトをやるとモテ系になれるって聞いて始めたのに未だにモテないのはなんでなのかなあ!もっと惚れるといいんじゃない?もっともっと惚れまくるといいんじゃない?ってことなんです。

   モテないのは日記系じゃなくてむしろエロゲ系と言われているからですかね?いやいや、そんなはずは!正真正銘どこからどう見ても日記系じゃない!歴とした日記系サイトじゃないか!


   …うん、こんな真面目トークの時でもエロゲという単語が入っている時点でぜんぜん説得力ないよね。