みなさん大変お待たせしました。もの凄い勢いでお待たせしました。あと半年で2009年になっちゃうよ、ってくらいお待たせしました!みなさん待望の若人的エロゲベスト2007をここで公開したいと思います!はいそこ!んなもん誰も待ってないとか言わない!
毎年のように今年は不作と言い続けていますが、2007年ほど苦しい年はなかった…本当に苦しかった…って言うくらい不作でした。凶作と言った方がいいかもしれません。いや、もう世界恐慌レベルですよ。世界恐慌と言っても発売された本数が少なかったとか、面白くないタイトルばかりだったというわけじゃないんです。発売された本数も例年通りだと思いますし、面白かったタイトルはそれなりにあったんです。でもね、どれも並と言いますか平均点レベルと言いますか、なんかこうプレイした印象が残らなかったんですよ。印象に残りまくるような頭ひとつ抜きん出たタイトルが非常に少なかったんですよね。そんな中で印象に残った作品を10本ピックアップしましたので、それを2007年のエロゲベストとして発表したいと思います。
このエロゲベストはいつものように若人さんの独断と偏見と趣味と嗜好と性癖によって作ったランキングなので、世間一般での評価とは異なっていることを付け加えておきます。発売されたタイトルを全部買ってプレイするなんてことは出来ませんからね。
それでは発表します!
第10位 秋のうららの〜あかね色商店街〜(ブルームハンドル)
どこが特別良かったって言うところはないんですけど、むしろクオリティ的にはどうなの?ってところもあるんですけど、なんかこの人情味溢れる日常が気に入ってるんですよねえ。主に同居することになった義理の姉妹の姉がツンデレってところが。<人情味溢れる日常?
第9位 あかね色に染まる坂(feng)
ツンデレはいいよねー。最高にいいよねー。しかもそれが許嫁って素晴らしいよねー。ってことで超個人的な趣味でランクインさせてしまいました。もちろんランクインするほどのクオリティはありますのでご心配なく。作風は前作「青空の見える丘」と同じような感じ。要するにツンデレです。
第8位 Sugar+Spice!(チュアブルソフト)
このタイトルはね、Sugar+Spice!の名前のとおり、男の子は何でできているのか、女の子は何でできているのか、女体の神秘を求めて日夜乳繰り合いながら謎を解き明かすゲームなんだけど…うん、ウソだよ。
第7位 夏めろ(AcaciaSoft)
このタイトルの面白いところはHシーンをカスタマイズ出来るところ。「ヘアを描画する」というオプションから「射精位置指定」「足コキ時の靴下」なんていうマニアックなオプションまで。極めつけは「主人公を仮性包茎にする」って!しかも設定値が「ON(強く推奨)」って!そして、なんと言っても青山ゆかりのツンデレボイスが最高。
第6位 聖なるかな(XUSE)
「永遠のアセリア」に続くSLG第2段。アセリアを楽しめた人は間違いなく楽しめると思います。システム的にもゲーム的にも洗練された感じがあってプレイしやすくなっているのも好印象。相変わらずプレイ時間が長くなるのが欠点と言えば欠点ですけど、じっくりとSLGしたい人にはお勧め。そして、なんと言っても青山ゆかり(以下略。
第5位 Aster(RusK)
この作品は最後の最後で奇跡が起きるんじゃないかと思いながらプレイしたんですけど、最後まで奇跡は起きずに、それでもハッピーエンドで終わるシナリオは評価してもいいと思います。「君と恋して結ばれて」「カラフルBOX」の2作もNVL版として収録されていてコストパフォーマンスも抜群。そして、なんと言っても青山ゆか(以下略
第4位 恋する乙女と守護の楯(AXL)
主人公(男)が女装して全寮制女子校に編入するというどこかで見かけたような展開ですが、主人公は護衛対象となるヒロインを本人に気づかれることなくボディーガードしつつ普通の女学生を演じるという緊張感とのギャップが面白くて一気にプレイしてしまいました。そして、なんと言っても青山ゆ(以下略
第3位 そして明日の世界より――(etude)
3ヶ月後に地球に小惑星が衝突するという政府からの声明が発表されてからの2週間を描いた物語。世界が滅亡する中で得ることのできる幸せとは何か。それを考えるとただヒロインと結ばれるだけのハッピーエンドなんてスケールの小さいものに見えてしまいますね。個人的には滅亡最後の日までを見てみたかったなと。そして、なんと言っても青山(以下略
第2位 世界でいちばんNG(ダメ)な恋(HERMIT)
戯画の「ショコラ」「パルフェ」「この青空に約束を――」に通ずる一連の丸戸作品と同じようなテンポの良さ、キャラの絡ませ方の上手さなどでついつい物語に引き込まれていくんですよね。姫緒さんのツンデレっぷりもツボ。グラフィックやシステムが洗練されてたらもっと良かったと思います。
第1位 リトルバスターズ!(Key)
茶番だあぁぁぁーーーーーーーーーっ!!…いやいやいや、茶番じゃないですよ?正直なところ全米が泣いたKanonやAIR、CLANNADほどの素晴らしさはないけどやっぱりKeyなんですよ。的確にツボを押さえてるんですよ。お馴染みの展開なんですよ。でもでそこがまたいいんですよ。クチャクチャいいんですよ。もちろん野球モードやバトルモードなどの遊び心も忘れていないところも高ポイント。
――ということで独断と偏見と趣味と嗜好と性癖で選び抜いた若人的エロゲベスト2007ですが、本当に特定の方向に偏りまくってますね!自分でもどうかと思いますけど、だって仕方ないぢゃん!ツンデレ好きなんだから!
冒頭でも触れましたけど、2007年は良作が目立たない年になってしまいました。エロゲはエロさやシナリオ、ゲーム性、グラフィック、音楽などプレイする人によってどこに基準を置くかで大きく評価が変わってしまう大変難しいジャンルではありますが、2008年は凡作で終わらない素晴らしい作品がたくさん生まれてくることを期待しています。っていうか、もう既に2008年のエロゲベストを作り始めているんですけど、2007年よりは良作が目白押しっぽいですよ!
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