若人的エロゲベスト2005(改訂版)

   すいませんすいませんすいませんすいませんすいませんすいませんすいませんすいませんすいませんすいませんすいません若人的エロゲベスト2005の発表が遅くなってしまってすみません。もう2006年も中盤になろうというのにまだ発表してなくてすみません。だってしょうがないじゃん!積みゲーが全然片付かなかったんだから!ランク付けが難しかったんだから!文句あんのかこの野郎!潰すぞ?あぁん?(逆ギレ)


   と言うことで約束通り「若人的エロゲベスト2005」を発表したいと思います!(公開当時のオリジナル版はこちら



   第10位 あやかしびと(propeller
   人の身でありながら異形の姿や力を持つ人妖。そんな人妖の主人公と狐のヒロインが人妖たちの住む街「神沢市」へ潜り込み日常を過ごしていく物語。少年漫画っぽい展開ですけど、泣きどころも笑いどころもある良作。

   第9位 最果てのイマ(ザウス【純米】
   これをゲームと呼んでいいのかわからないくらいゲーム性は皆無。というより選択肢がゼロ。エンディングまで一直線。テキストリンクなる分岐っぽい部分はあるけど、それでもゲームとはいえない素敵さ。テキストの難解さ。でも、シナリオが何周もするうちに理解できてしまうところが同じシナリオライターが手がけたCROSS † CHANNELを彷彿させて素敵。キャラクタ達の個性も光っていて意外にも最後まで投げ出すことなく楽しめた作品。

   第8位 こなたよりかなたまで パッケージ新装版(F&C・FC01
   ゲーム自体は2005年の作品ではないけど、新装版の発売が2005年だったのでランクイン。末期ガンで余命僅かな主人公の達観した考え方が泣けてくるね。全体的にややボリューム感にかけたり、現実離れしたキャラが出てくるところは残念だけど、ひと味違ったF&Cの作風が見られたのが良かったかなと。

   第7位 群青の空を超えて(light
   戦争ものなので人によってはちょっと取っつきにくいところもあるけど、各キャラが戦争という常に死と隣り合わせという日常の中での青春を過ごそうとする雰囲気が上手く描画されてるなという印象。また、ヒロインによって戦争への関わり方が違うので、同じ戦争を違う視点から見るというlightお馴染みの描画も面白かった。

   第6位 ToHeart2 XRATED(leaf
   ノベルの代表作と言っても過言ではないToHeartの2作目。やっぱりノベルと言えばLeafだよねえ。ToHeartだよねえ。前作よりも格段にプレイしやすくなってるし、格段にクオリティも上がってるし最高!そりゃあ前作は10年近く前だもんねえ。今回のヒロイン達も可愛くて文句もありません。このみもタマ姉も委員ちょも最高!

   第5位 処女はお姉さまに恋してる(キャラメルBOX
   主人公(男)が女子校へ転入するというありえない設定で、最初はどうなの?って思いながらプレイし始めたら、これがなかなか面白かった。主人公の女装があまりにも自然で違和感がなかったから普通に楽しめたってのもあるし、各ヒロインが作り出す雰囲気が心地いいね。もしこのタイトルが気に入ったなら、ファンディスクとして発売された「やるきばこ」に収録されているショートシナリオもプレイしてみるといいよ!

   第4位 つよきす(きゃんでぃそふと
   ツンデレといったらこれ。特にシナリオがいいとか泣けるとか感動するとか言うのはないんだけど、馬鹿っぽいのりが楽しい笑いゲー。レオ、スバル、カニ、フカヒレの幼馴染みズの掛け合いが最高に面白かった。ボイスがそのノリを最大限に引き出している点もマル。そういう意味ではボイスに助けられているところが大きいタイトルかも。

   第3位 パルフェ 〜ショコラ second brew〜(戯画
   前作のショコラで最大の欠点だったお粗末なシステム。それがパルフェではかなり改良されてプレイしやすくなっているのが好感度アップ。ゲーム自体はショコラと同じような感じでありながらシナリオもさらに良くなって両者とも甲乙つけがたい面白さ。主人公の頑張りっぷりがいいね。ショコラが好きだったらパルフェも気に入るはず。間違いない。

   第2位 車輪の国、向日葵の少女(あかべぇそふとつぅ
   このゲームはシナリオの伏線の張り方の上手さにただただ関心。終盤で実はそういうことだったのかと気づかせるあたりとか。まさか姉の樋口璃々子と最初から一緒に行動していたなんてなあ!どのヒロインのシナリオでも中盤の煮え切らないだらだらしてしまう展開に若干嫌気がさすこともあったけど、最後のどんでん返しが気持ちよいシナリオは秀逸。

   第1位 智代アフター(key
   えぇと、何か文句ある?別にCLANNADの続編だからってわけじゃないですよ?いや、本当だって!絵柄が違った時点ですでにCLANNADということを意識してなかったんで。だから本当だって!純粋に一つの作品としてみて面白かったんだって!CLANNADとはまた違う雰囲気でボリュームはそんなに大きくなかったけど楽しめた一作。智代にとっての人生の宝物、奥が深くて色々と考えさせられたね!



   ――ってことで、若人的エロゲベスト2005はいかがでしたでしょうか?そこ!待たせた割にたいしたこと無いとか言わない!実は適当に選んだだけじゃないの?とか言わない!ちゃんとプレイした上での感想とランキングなんだから!

   このエロゲベストで挙げた10タイトルはあくまでも個人の独断と偏見で選んだものなので世間での評価とは違うものもあると思います。また、個人で購入してプレイ出来る本数も限度があるわけで、このエロゲベストは2005年に発売されたタイトルのうちのほんの一部からのランキングだということを付け加えておきます。なので、人気があるタイトルでもプレイしていないタイトルなんかも多数あるわけです。そういうタイトルをプレイしていればこのランキングはもう少し違ったものになったのかもしれませんね。



   2005年のエロゲベストは発表がこんなにも遅くなってしまったので、2006年のエロゲベストはもう少し早い時期に発表したいですね。って、またやるの!?