若人的エロゲベスト2004(改訂版)

   えー。大変長らくお待たせいたしました!若人的エロゲベスト2004を発表したいと思います!

   2004年のランキングは昨年に比べて選ぶのが大変でした。と言うのも、例年以上に新作よりも旧作をプレイした本数の方が圧倒的に多かったのと、エロゲ以外の一般ゲーも多数プレイしてしまったので、新作のエロゲをプレイした本数が少なかったんです。それでも何とか10本は選出しましたのでご覧いただけると幸いです。

   なお、このランキングは俺の独断と偏見と趣味がかなり入っていますので、世間一般の評価とは違う部分も多いと思います。また、2004年発売のタイトルの中からほんの一部を選んでプレイした中からのランキングであることを付け加えておきます。



   では!発表します!(公開当時のオリジナル版はこちら



   第10位 ALMA〜ずっとそばに…〜−Complete Edition−(Bonbee!
   まあ何というか普通のAVGです。でもね、普通じゃないんです。主人公の正体も普通じゃない(伏線)けど、実はこの再版のComplete Editionには実妹(由衣)を攻略するシナリオがあるんですよ!オリジナル版とは違うんですよ!実妹スキーなら一度はプレイすべし!


   第9位 夏のひとしずく(D.O.
   同じ田舎シリーズの「海道」とどちらをランクインさせるかものすごく悩みましたけどこっちに決定。どっちも面白かったんですが、絵柄が好みだったというそれだけの理由で。いや、だって代歩が病弱系だし!<絵柄じゃねぇし


   第8位 杜氏の郷(Heartbring
   D.O.系の新ブランドからリリースされたタイトル。D.O.の雪桜と雰囲気が似ていて小粒ながらも楽しめた1作。やっぱり田舎シリーズは心が和むねえ!って言うか、双子の義姉妹っていいよね!


   第7位 何処へ行くの、あの日(MOONSTONE
   鬱シナリオと絵がイマイチ好きになれなかったんですが、プレイしていくに従ってどんどん物語に引き込まれていく展開が気に入ってランクイン。マージ、虫食いという謎が解けていくこのシナリオは奥が深いねえ。


   第6位 ショコラ maid cafe curio Re-order(戯画
   父親の経営するアンティーク喫茶店の店長代理として働くことになった主人公が繰り広げる義妹、元同級生、幼なじみ、喫茶店のスタッフ(メイド)との日常が最高!俺はこれでメイド属性が開花しました。このRe-order版には香奈子のアフターストーリーも収録されてますよ!


   第5位 六ツ星きらり(Chise
   絵柄は何とも微妙であまり期待していなかったんですが、プレイし始めるとこれがなかなか良かった!絵柄にもすっかり慣れた!シナリオに多少中だるみを感じてしまうものの、個性の強いキャラのやりとりが面白いタイトル。追加シナリオもダウンロードできるのがいいね!


   第4位 Dear My Friend(light
   麻衣らヴ!都香らヴ!月夜シナリオで号泣!青春しまくってる展開が嫌いじゃなければおすすめ。同じブランドの「僕と、僕らの夏」の時も思ったけど、システムのレスポンスがもうちょっと良かったら!それだけが残念!それと、バグ修正パッチを適用すると今までのセーブデータが使えなくなるのが痛かったんですけど(「僕と僕らの夏」の時もそうでした)。


   第3位 下級生2(ELF
   これを入れずにナニを入れろってんだよ!ああ?だって「下級生」から7年も待ったんだから!自由度の高いシステム、徐々にヒロインと親しくなっていく展開、やっぱこれだよこれ!残念なのは、フルボイスとか言いながらフルボイスじゃないんですよね、これ。シナリオの規模を考えたら仕方ないかもしれませんけど。あと、ヒロインのたまきについてはノーコメントってことで。


   第2位 Fate/stay night(TYPE-MOON
   個人的に好みではないジャンルではあるものの、いいものはいいといういことで2位。つい読み入ってしまうシナリオ。キャラがしっかりと立っている設定。そしてプレイしやすいシステム。ただし、シナリオが長すぎて後半にダレてしまうのが難点。特に桜シナリオが。


   第1位 CLANNAD(VisualArt's/Key
   問答無用で1位。って言うか、これ以外には考えられないんですけど。そこ!エロゲじゃないとか言うな。だって、しょうがないじゃん!AIRから4年も待ったんだから!俺はこういう家族愛とか直向きな話に弱いんだから!シナリオ、音楽、CG、システム、どれもエロゲを超えた最高レベルのクオリティ。さすがAIRから4年もかかっただけありますな!



   2004年は全体的にちょっと不作かな?と思ったんですが、飛び抜けて素晴らしかったタイトルが少なかっただけで、それなりの良作は多かったし、長年待ち続けたタイトルもいくつか出たので決して不作ではなかったようですね。2005年はランキングをつけるのに悩むくらいたくさんの良作が出てくるといいですね。って俺は来年もやるんですかっ!