11/12(火)奈良・正倉院展

11/3、4は連休でした。3日神戸で法事があり、
その後大阪、奈良に足をのばして
11/4は「正倉院展」に行ってきました。
そして街も色づき始めた秋色の奈良を散策してきました。

国立奈良博物館

今年は東大寺本尊の大仏様が開眼されてから1250年目にあたる年です。
そこで大仏開眼法要の関連品や新羅との交易に関する品々を中心に
総数71件の宝物が出品されていました。

実際撮影することはできませんでしたけれど
聖武太上天皇、光明皇太后、孝謙天皇が使用された御冠残欠、衣装
獅子舞の面の原型といわれる伎楽面
演奏に使われたであろう琵琶など
法要に使われた物品の数々が展示されていました。
その他双六局、投壺などの遊戯具も見ることができました。

どれも1250年たっているとは思えないほど保存状態がよく
その輝きと鮮やかな色彩が天平の薫りを保ち
われわれを1250年前の奈良にいざなうに十分な宝物でした。

正倉院

この時期東大寺にある正倉院の外観が公開されます。
デジカメの写真でわかりづらいけど
これが歴史の教科書も載っている有名な校倉造です。
北倉、中倉、南倉からなっています。
今宝物は新しい最新の正倉院に移されています。

正倉院展を見た後定番の東大寺に行きました。
さすが世界遺産に指定されているだけあって
修学旅行の学生、外人さんもたくさん訪れていました。

東大寺・南大門

東大寺の正面にある門。
両脇に運慶・快慶作の金剛力士像があります。
その迫力、力強さ、繊細さ、細かさといい
その技術力のすごさに圧倒されました。

参道を歩いていくと、大仏殿です。
兵火によって二度失われているため当時より小規模になっていますが
間口57m、高さ47.5mもある世界最大の木造建造物です。

奈良の大仏様です。
高さ13m、台座を合わせると16mになります。

大仏殿を見上げたところ。
木枠の窓があって年に1回開き
その時は建物の外からでも
大仏様の顔が拝見できます。

東大寺は広大な敷地のなかにいろいろな寺院などがあります。
その中のいくつかを観てきました。

二 月 堂

二月堂は高台にあるので東大寺全体を見渡せます。
一番高い建物が大仏殿です。
大仏殿はどこからでも目につきます。

奈良名物の鹿。
人なつっこくて、かわいくてどこでも人気者です。

国立奈良博物館前にある釜飯「志津香」
長蛇の列で30分は待ちました。
でも炊き立てでボリュウム満点で美味でした。
ちなみに写真は特製奈良七種釜飯です。