10/25(金)   須佐町ホルンフェルス(山口)


10/14(月) 体育の日で休み。体育の日は例年晴天に恵まれます。
この日も空は真っ青に晴れ渡り、ドライブには最高の天気でした。
今回は島根県の県境に近い須佐町を訪れました。

この時期行楽地はどこも込み合いますが、
須佐はあまり知られていないのか、車もスイスイ、人もまばらで
秋の空気を一人占めきそうな所でした。


須佐町に入り、
道永の滝

を訪れました。

途中道表示が少なくて、人に尋ねて、やっとみつけました。
三段に分かれた70mの滝
水温は年間を通じて14℃だそうです。
脇に祠があったり、
その昔市高吉之兵衛が滝壺の側の洞穴に金色の茶釜を隠した伝説がありと、
ちょっぴり神秘的なところでした。


道永の滝をみたあと
「畳ヶ淵」
(昭和59年、山口県自然百選)に向いました。

ぱっと見ると亀の甲羅のような石が敷きつめられているようです。(左写真)
でも岸をみると六角柱の玄武岩が整然と並んでいるのがわかります。(右写真)
このような岸が2kmほど続いています。
紅葉のポイントのひとつです。


その後国道315号線を走ると
「須佐大橋」
を渡ります。

1991年3月、総工費21億円、3年の歳月をかけ完成。
長さ313mの逆ローゼ形式で、アーチ支柱が190mあり
全国でも屈指の橋です。
また色が茶褐色で、これは耐鉄性鋼板でできているので
最初からさびをつけていて、今後塗装の塗り替えが必要ないそうです。


須佐大橋をわたり7kmほどで、
「須佐ホルンフェルス」
に到着です。

ホルンフェルスの駐車場からみたところ
遠くからでも地層の美しさがわかります。
(写真ではわかりにくいですが・・・・)
ホルンフェルスを上からのぞいたところ
切り立った崖、打ち寄せる波、
自然の雄大さを感じます。
近づいて実際手に触れたりできます。
芸術品を観るようにその美しさに思わず息をのんでしまいます。
今から1500万年〜500万年の間にできた地層だそうです。


その後須佐高山にいきました。
ここには天然記念物の
「磁石石」
があります。

強い磁気を帯びた学術的にも貴重な岩石。
原因は磁鉄鉱成分がある、度重なる落雷のため
などと推測されていますが、実際ははっきりしません。


高山には展望台があり
ここから須佐湾が一望できます。