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Singles 2002 Winter
曲 名 アーティスト(敬称略) 収録時間
1.Babe
(フリースタイルスキー2003 vodafone ワールドカップ モーグル
猪苗代&斑尾大会テーマソング)
片瀬那奈 4:17
2.星屑の街
(フジテレビ系「天才柳沢教授の生活」主題歌)
ゴスペラーズ 4:44
3.クリスマスなんて大嫌い!!なんちゃって
(J−フォン「写メールワールド」CMソング)
クレイジーケンバンド 4:25
4.real Emotion
(プレイステーション2「ファイナルファンタジー X−2」オープニングテーマ)
倖田來未 4:04
5.futurity
(「KISSMARK」CMソング)
day after tomorrow 4:29
6.スノースマイル BUMP OF CHICKEN 5:13
7.生きてることってすばらしい
(フジテレビ系「ワンナイR&R(水10!)エンディングテーマ)
くず 3:32
8.草原の人
(美空ひばりさんが作詞した遺作を復活させたもの)
松浦亜弥 5:09
9.道産子シーサー
(GLAYとガレッジセールが共演した曲)
GALAY 3:48
10.T.T.T.
(「Alpen」CMソング)
MINMI 4:31
11.Life
(JAバンクCMソング)
岡本真夜 4:54
12.「TAKUMI/匠」
(ABC放送/テレビ朝日系「大改造!劇的ビフォーアフター」挿入曲)
松谷卓 4:42
13.白い花
(ゲームボーイアドバンス「ファイナルファンタジータクティクス アドバンス
CMソング)
ZONE 4:51
14.今年の冬 松本英子 feat.槇原敬之 5:31
15.世界に一つだけの花
(SMAPに提供した曲)
槇原敬之 4:37
16.Time after time 〜花舞う街で〜
(東宝系映画「名探偵コナン 迷宮の十字路」主題歌)
倉木麻衣 4:05
74:00
曲解説

冬関係の歌が案外揃いました。「Babe」は曲そのものは冬の歌ではないものの、モーグルのテーマ曲に採用されました。
シングルではぱっとしなかったもののデュアルで上村愛子が2位に入るなど健闘しました。
歌そのものは片瀬さんは高音も案外使えるんだなぁと感心してたり。カイリー・ミノーグに似ている(ぱくり?)って話も
あるけど、カイリー・ミノーグを聴いたことないので(^^;)
今年は広瀬香美さんが休業のため、アルペンのCMはMINMIが担当。これも特に冬の歌って訳でもなかったし、
アルペンのCMがあまりオンエアされなかったため、展開が地味でした。ゲレンデではよく流れました。
MINMIはレゲエの影響を受けているようです。
kissmarkの「futurity」もほぼ同様。こちらはプロデューサーが元ELTの五十嵐さんなので雰囲気もELTに似てます。
ヴォーカルのmisonoが出演してウェアを着て踊ってるCMでした。misonoの声は低音に力があると感じました。
これからに期待ですかね。
misonoの姉が倖田來未です。この姉妹は最近は好調ですね。FFのゲームの最中やCMで流れていたので聴いた人も
多いのでは。自分はもうFFはやってませんけど。FFってサウンドは結構好きなんだけど、もうゲームをやる気がしない・・。
冬らしいといえば、「スノースマイル」「白い花」「今年の冬」の方が冬らしいです。「白い花」は壮大さを感じる歌です。
ここは北海道出身のバンドルだけあって冬の歌を上手く歌ってます。
「今年の冬」は元々はマッキーの名曲です。本人もバックコーラスとして参加してます。最初はその予定はなかったらしく、
たまたまレコーディング中にマッキーが隣でレコーディングをしていて、出来た曲を聴いたところ、「良いよ。僕もコーラス
入れる!」といった感じでマッキーも参加することになったようです。ここ数年のえっちゃんはマッキーや加藤いづみさん、
小田さん、大貫妙子さんらに逢って成長してます。あ、なんかウチの音楽に通じるモノが深くなっている。

きれいなままの雪の絨毯を滑るのがいいんじゃないですか<ゑ。でも、「スノースマイル」は何か切なくなる詩です。
クレイジーケンバンドは今のバンドとしては5年ほどですが、元々は10年以上前から活動していた人達のようです。
横浜を拠点にした不良中年らしいですが(笑)。J−フォンのCMソングは最近いい曲が多いです。クリスマスソングは
聴き飽きたアレが今でも流れるので<ぉぃ、何か新鮮でした。
あとは趣味です。真ん中の3曲(生きてることってすばらしい・草原の人・道産子シーサー)は語りかけます。
当たり前だけど、生きてるっていうことの大切さを考えて欲しいです。ネット自殺とか起きてるし。
「草原の人」は美空ひばりさんが遺した詩から曲を作ったもの。当然、詩から曲を起こすわけで(普通、曲から詩を起こす
らしい)曲を作るのが難しくなります。そういったハンデ+ひばりさんの詩を歌うというプレッシャーに対してあややは
しっかり歌いきったと思います。もっと評価されてもいい曲だと思うよなぁ。
「道産子シーサー」はガレッジセールがGLAYに「ユニットを組んで一緒に歌いましょう」と頼んで出来たもの。
TAKUROさんも、「まじめにやるならいいですよ」と快諾し結成。曲は北海道と沖縄が混ざり合った曲で笑えます。
ゴスペラーズはいい感じです。最近の男性ユニットは何かまた、ダーティーなヒップホップがはやってるしねぇ。
ずっとア・カペラを歌い続けているので嬉しいです。
「Life」は「TOMORROW」に通じる様な元気系の歌です。でも、痛みのない幸せなんて無いだろうし、辛いことだって
あります。単なる元気系ソングでは無くなってきています。
「TAKUMI/匠」は「大改造!劇的ビフォーアフター」と言う番組でリフォームした家が完成した場面で流れる曲です。
リフォームした匠の技術もさることながら、住んでいる家族に対しての気遣いもやさしく、曲と場面が上手く合っています。
ピアノのインストゥルメンタルとしていい感じです。まだ、松谷さんは若いのでこれからも注目でしょう。
麻衣ちゃんはトリを任せられるようになりました。大野愛果さんの曲がいいと言うこともありますが、麻衣ちゃんの歌唱力も
アップしたと思うし、詩の内容も通っている学校がある京都を意識して『和』の感じがします。日本語に深みが出てきてます。