⑧重低音再生の重要性

①80cmの大口径スピーカーでも良質な30Hzの再生は困難です。80cmの大口径スピーカーでも50Hz以下となると音圧が顕著に低下します。音圧をブーストする様々な方法がありますが。バスレフ方式、バックロード方式、スーパーウーファー方式、グラフィックイコライザー、パラメトリックイコライザー等。しかし、これらのブースト方は不自然な音になり音階表現も曖昧になります。
②良質な30Hz前後の重低音再生が出来るシステムでは音の実在感が増してワンクラス上の音を手に出来ます。
③新たにデジタルチャンデバとパッシブミキサーを使うブースト方法を考案しました。これまでのブースト法では不要な帯域迄ブーストする為に不自然でかぶった感の音でした。しかし、新考案ブースト法は必要な帯域のみのブーストが可能なので低域の質感を損なう事が無くてナチュラルな音です。バスレフスピーカーはダクト部で共振を起こさせ低域をブースト出来ますがボンボンと言った音が出て音階表現が出来ません。-12dB/Oct等の緩やかなフィルター特性を使うと帯域間のかぶりが多くて音質劣化が生じます。デジタルチャンデバの出現で急峻な-48B/Oct等のフィルター特性が可能となり帯域間のかぶりが無くなり良質な低域のブーストが可能になりました。またパッシブミキサーを使うのでパワーアンプも1台で済み良いです。下の図で新考案ブースト法を具体的に説明しています。