１月11日 インペリアル満喫
作者急病により連載が滞ってしまいました。
早く載せないと、記憶が薄れてしまいますね。
さて、東京滞在も最終日。インペリアルを満喫して北海道に戻りたいところです。
朝食は、ホテル内の「なだ万」で取りました。
一度行ったのに、場所が分かりませんでした。広いです、帝国ホテル。でも同じメニューでした。毎日同じなのでしょうか。
名残惜しくてしょうがなかったのですが、とりあえず午前中のうちにチェックアウトして、荷物をクロークに預けました。
もっと帝國を満喫してみるのです。
三田線に乗って、白金台に向かいました。すごい深い駅です。地下６階よりも深かったかも。延々とエスカレーターに乗って、地上に現れたときは、噂で聞くよりもハイソな感じはありません。何と北海道の企業、「くすりのツルハ」がありました。安っぽいです。道路拡張用地だらけです。休工中の現場を歩いて向かった先は、東京都庭園美術館。旧朝香宮邸です。
昭和８年施行の建物は、落ち着いた作りで、とても素敵でした。「田原桂一・光の彫刻」という展示でしたが、展示内容よりもついつい建物の作りに見入ってしまいました。
なんとなく自分もロワイヤルな気分になってきます。だって王子とか王女の部屋があるのです。
ちょっとばかり皇室気分を味わって、お昼は地下鉄を利用して皇居北側、竹橋の、毎日新聞社の地下に行きました。くまちゃんが前から、すごい食堂街があると興味を示していたからです。行ってみたら、テナント街でした。
さて。ほとんどの美術館がお休みの国民の休日の次の日。くまちゃんの希望により、前回も行った、三の丸尚蔵館に行くために、北の丸方面から皇居に入ろうとした我々ですが、警官が立っていて通れそうにありません。どの橋も閉鎖されています。これは、と思いながら大手堀沿いにずっと歩いて、大手門を目指しましたが、やっぱり閉まっています。
お休みだったんですね。
この際、皇居の周りを歩いて、日比谷まで行くことにしました。もうやけくそです。
ジョギングしている高校生や観光の外国人とすれ違いながらひたすら歩きました。
くまちゃんが二重橋とか見たことがなかったそうなので、良い機会になったのではないでしょうか。
うつほは子供の頃、はとバスで来たことがありましたが。
桜田門の警視庁が見えてくると、嬉しい気分です。
なんといっても、刑事ドラマの舞台にはかかせません。
思わず写真を撮りました。
皇居のお堀には、いろんな動物が居ました。
前回も確認済みの、スワン。
それに、今回は、どう見ても、鵜らしき生物。
カモは当然ですし、カモメとかも居ます。
皇居は動物ワンダーランドです。
日比谷公園を通り抜けると、前回見たところとごく近いところに、ネコが居ました。帰ってきてから確認したら、違うネコでした。前回はトラ柄だったんですけど。今回は白黒でした。
帝国ホテルに寄って荷物を受け取って、内幸町から地下鉄に乗って羽田空港に向かいました。
帝国ホテルは日比谷なので、つい日比谷駅を利用してしまいますが、歩く距離は断然内幸町の方が近いです。高低差もありませんし。住所が内幸町なんだから、ちょっと考えればわかることなのに。
これまで東京歩きはくまちゃんに行程を任せっきりにしていたことが反省される旅でした。今までどれほど無駄に歩かされたのか。次からはちゃんと主張することにします。
