いってきました












熊谷守一美術館





練馬区立美術館






東京駅



皇居内堀の夜景



日比谷公園のカエル



日比谷公園のネコ



インペリアル東京 2004秋の巻(2)

2004年10月18日〜20日

久しぶりにこのコーナーを書くような気がするうつほです。今回はこともあろうに天下の帝国ホテルに泊まる旅を企画した張本人です。最初のうちは高級さに慣れずきゅろきょろしてましたが、2日目ともなると、慣れてしまい、いつものでかい態度になりました。

10月19日 (うつほ記)

帝国ホテルの宿泊は朝食付きプランでした。通常で有れば3000円以上するレストランから一つ選びます。しかし、スタジオうつほはだらしなくて朝早く起きられないので、必然的に10時以降も開いている店しか選べませんでした。結果、洋食のカフェしかありません。
いろいろな国の外国人でいっぱいでした。10時近くても朝ご飯な各国の人がこんなにいるとの思いで、うつほは嬉しくなりました。
バイキングかコースを選ぶのですが、めんどくさいので当然コースです。朝の弱いくまちゃんは、パンしか出ないコースを選びました。パンだけでも3000円です。びっくりです。私は軽めのコースでしたが、軽めの割にはオムレツやら分厚いハムやらで腹一杯です。
ぼんやりと外を見ていると、高級車しか通りません。さすが日比谷。カロ-ラとかマ-チとかフィツトとかミ二カとかは絶対に走っていません。前後に護衛のパトカーと白バイを従えた、ものすごく高級な黒塗りの車も通りました。
惜しむらくは、私の後ろに座った外国人があまりにも大きな声で話していたので、くまちゃんとの会話が進みませんでした。やたら、”You know?”と”need excuse”を繰りかえしていました。せっかくの優雅な朝食が台無しです。英語が通じないとでも思っているのでしょうか。

おなかいっぱいになった我々は、地下鉄を乗り継いで池袋へ向かいました。最初は、熊谷守一美術館です。熊谷守一の自宅跡地に建設された美術館は、小さいですが、彼の画業を一間で説明してくれるような盛りだくさんなコンテンツです。
今や閑静な住宅地で、高そうな家から、とても古いアパートまで混在する中にあります。本当に住宅地なので、迷いました。迷って汗をかいて、雨だというのに喉が乾いたので、一階にある喫茶で一休み。

その後、また電車に乗って、練馬区立美術館へ。
北海道にもゆかりある、小熊秀雄とその同世代の人たちの作品を展示していました。池袋モンパルナスとよばれた、戦前の大変な時期に、美大の学生たちがパワフルな活動をしていた様子がよくわかります。

練馬区立美術館を出たら、2時半。やっとお腹も空いてきたので、くまちゃんが何度か行ったそば屋に入りました。おいしかった。

その後は東京駅に向かい、ステーションギャラリーで「佐藤哲三展」。うつほは初めてでしたし、作家も知らない人でした。狭いと聞いていましたが、思ったより作品数があって疲れました。そうか、こういう巡回展をやるほどの美術館にしては、狭い、ということなんだと気づきました。作家の生涯を通じての展示でしたので、その変遷がよくわかります。というか、あまり時期が離れてないのに、全く違う表情を見せる、まるで、別人?みたいな感じさえしました。新潟で生活した人ですが、どうやら、西洋画の影響も受けているようです。

雨も小降りで、せっかくなので東京駅から皇居のお堀沿いに歩いてみることにしました。皇居に着く頃には大分暗くなっていました。外苑の中を、夜間通行禁止の看板を横目に、機動隊が監視する脇をとぼとぼ歩きました。当然誰も歩いていません。
皇居外苑を出ると、テレビでおなじみの警視庁が見えました。
それから日比谷公園に入ると、足元で動く物が。カエルです。大きいものは、20センチ近く。何匹も居ました。日比谷公園には、ネコもいます。何か変な物を口にしたらしく、げーげーいっていました。

大都会の動物との出会いの後は、豪華に帝国ホテルでディナーを頂きました。
奮発して、イタリアン。うまかったあ。
誕生日のお客様に、スタッフがお祝いで歌っていたのが、印象的でした。

私も誕生日に行ってみたいものです。歌ってもらえるかな?

つづく



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