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朝の根室
朝の根室


厚岸
厚岸



池田駅
池田駅



雪のワイン城
雪のワイン城



ワイン城のステーキ
ヒレ肉200g!




珍味、ネック
首肉なんだそうで


ばんえい競馬
ばんえい競馬


ナローな半島と流氷、そして鹿?の巻

2003年2月13〜16日 決行
うつほ記



その2 2月15日(土) 鹿と牛と鳥と馬と

 次の朝は8時根室発。11時前にレンタカーを返しに釧路までいかなくてはなりません。昨日とは違う、国道44号をひた走るコースです。
 市街地から少し離れたところで、牡鹿がゆうゆうと雪原をあゆんでいるのが見えましたが、その後結局、鹿はずうっと見えませんでした。くまちゃん曰く、鹿がうようよして群れている、という風景を期待していたのですが、ずーっとただの雪景色でした。
冬で雪原でなければ、湿原風景だったそうですが、ただの雪です。ちょっと物足りない気もしました。今度は夏に行ってみたいものです。そういえば、昨年9月に、洞爺湖の中島に行ったとき、網越しの鹿をみて、同じ気分を味わったような気がします。
 ところが、釧路でレンタカーを返し、特急にのり、たった1時間の間のことでした。片方が海のある、砂丘のもとで、カラスが数匹、列車が近づいたというのに、飛び交っています。気味悪い景色だな、と思っていたら、どうやら「鹿だったらしきもの」にたかっています。そこから10数mも離れていないところに、親子らしき鹿が合計3匹いました。鹿を間近にみたのは、この旅では意外なことに初めてでした。でも、先に見た鹿だったものと、血縁関係でもあるのでしょうか。顔色も変えず、ゆっくり歩いていました。線路脇の自然を目にした思いです。
釧路から1時間で特急は池田に着きました。勿論ワインとステーキが目的です。ちょうど、お昼。ワイン城に駅から徒歩で向かい、レストラン十勝で昼食。ヒレ肉を注文しました。美味です。これで、馬と牛と鹿を征服しました。といっても鹿は食べてませんが。

 池田で牛を満喫したわれわれスタジオうつほメンバーは、次の目的地、帯広に到着して、さっそくホテルの温泉に浸かり、夜に備えました。次は鳥を食べるのです。これで、馬と牛と鹿(これは見るだけ)と鳥を制覇しました。

 帯広と言えば、豚丼が有名です。宿泊したホテルは帯広でも行列のできる豚丼店の隣に位置しているのですが、マイナー指向なスタジオうつほは、あえて、帯広で焼き鳥を食べました。これまでは、「帯広の夜は焼き肉」でしたが、焼き肉は次の日にとっておきました。おいしかったのが、「ネック」でした。首の肉なんだそうです。濃厚な味です。


2月15日(土)

 勝負に勝ったら、焼き肉、という決まり事を作って、挑んだ、帯広ばんえい競馬。 ふつうの競馬ではなくて、北海道にしかない、ばんえい。これでこそナローバンドです。前回来たときには、ただの場外馬券売り場だったのですが、レースのある日はまた雰囲気が違います。意外だったのは、ハンチング帽に赤鉛筆のおやじだけではなく、かなりいい服を着た夫婦とか、ふつうのおじさんおばさんが来ていたこと。
 また、仕事もなさそうな危なそうな若者が居なかったこと。札幌の地下街を歩くよりは、治安がよさそうな雰囲気です。

 くまちゃんが詳細レポートしているように、結果は惨敗でした。 勝ったところで、「悪銭身に付かず」といいますから、勝たなくてよかったのでしょうが。 負けてタクシー代も惜しくなったので、次の目的地、緑が丘公園まで、歩きました。暖かい日でよかったです。

まずは同公園内の百年記念館を見ました。十勝の開拓の歴史を展示しています。欲を言いますと、どんな風に原生林を切り崩して開拓したか、伐採の歴史が判るようなパネルとかあればいいのにと思いましたが、イメージが悪いんでしょうね。自然破壊みたいで。

美術館では、絵本の原画展をやっていました。さすがに子供が多くて、通常の美術展のような気むずかしさは感じられません。たまにはいいんじゃないでしょうか。 思わず美術館に長居して列車に乗り遅れるか冷や冷やしましたが、なんとか間に合って、新札幌へ。

 というわけで馬と牛と鹿と鳥の旅はおしまい。次はどこへいこうかな……。





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