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道南一周の巻 11月24日〜26日決行 その1
11月24日
今年の目標を「道内の端を制覇し、多くの海獣とふれあう」としたスタジオうつほでは、今年最後の遠征をこの日に定め、渡島半島の未知の端を目指すことにしました。折しも、本格的な冬は目前、雪が降るかどうかというなかでの出発でした。あわれチーフは風邪をひいてしまい、行程の半分くらいは記憶がないそうですので、くまちゃんが代筆します。 さて、岩内を出発した我々は、開通したての道央自動車道・長万部−国縫インター間を通りました。予想に反して対向車が数台ありました。そして、八雲港でスタジオから持参の昼食。一路噴火湾岸を南下し、森から砂原・鹿部を通過しました。鹿部では10分ごとにお湯が吹き出るという間歇泉があるのですが、有料だったので通過。スタジオうつほは贅沢してる割には経費に細かいのです。 南茅部町にはいると山が迫って、道が細くなります。点々と漁村が現れますが、一見東北地方の漁村を走っているような気になります。小さな港ばかりですが、どこも船の数が多くて活気がありそうな港でした。今度ゆっくり訪れてみたいところです。 トンネルを次々と抜けて、椴法華(とどほっけ)村に入ると、渡島半島の西の先っちょ、恵山岬はすぐそこです。漁村のどん詰まり、細い坂道を上ると灯台がありました。病中のチーフがむっくりと起きあがりました。 恵山岬を境に目前の海が太平洋から津軽海峡になります。一路今夜の宿・函館へ。 函館では谷地頭温泉に入ってあったまりました。
函館を出発。今日も津軽海峡に沿って走りました。路面も凍結していなく快調です。景色は列車でおなじみですが、車で走るのは初めて。 知内町の道の駅で休憩。北島三郎の歌がスピーカーから外に流れてました。 今日の最初の目的地は、北海道の最南端・白神岬です。5月の宗谷岬制覇から夢見てきた白神岬にようやく到着。記念撮影でくまちゃんが吹っ飛びそうになってました。 白神岬を越えると、松前の街。城の麓の食堂で昼食を食べて、渡島半島の外側を一路。 たまに集落が現れる他は、ただひたすらに原野の中。目の前の海は日本海になりました。 久しぶりの大きな街は江差。ここでチーフは風邪薬を買い込みました。まだ調子は出ないようです。 海岸線を北上し、この日の宿は大成町の貝取澗温泉、またの名を「あわび山荘」。 夕食はあわび御膳でした。あわびの大きさにチーフは意見があったようです。食べ物にはうるさいチーフなのです。 天気予報は雪。あとは岩内へ帰るだけです。瀬棚・島牧・寿都と走るうちに道路の雪が増えてきました。昼過ぎ無事に岩内着。スタジオうつほの走り納めでした。 (おわり) |