Travel |
|||
いってきました
|
ソウル怪しいもの珍道中
10月5日〜8日決行 その1
今年の目標は「道内の端を制覇し、多くの海獣とふれあう」に決定したスタジオうつほでしたが、今回の旅はなんとスタジオうつほ初の海外進出、韓国はソウルにいってきました。行きたい人が集まって、総勢15名での団体旅行。しかも折しも、いつアフガニスタンへの米国の攻撃が始まるかわからない時期で、一抹の不安はあったのですが、日本にいても同じだということで、一同わくわくして出かけました。
10月5日 岩内からバスで新千歳空港に向かい、ちょっと腹ごしらえした後で、出国審査を経て、出発ロビーへ向かいました。初めてだったので、ちょっと緊張気味。いつもうるさいみんなが無口だし、これは黙ってないと逮捕されるかもしれないと思いました。出発ロビーでは、最後のサッポロ生ビールを飲まなくてはなりません。韓国では、生ものは飲食しないほうがいい、という話だったので、しばらく生には縁遠くなります。それはいいわけでしょうか。 飛行機に乗ると、機内食が出ました。サービスで飲み物もでます。もちろんビールを注文。後方座席を占めて宴会めいていました。他のお客様には、うるさかったとおもいます。すっかりできあがった人が何人かいる中で、仁川(インチョン)空港に降りました。両翼が2kmもある巨大空港で、今年の春開港したばかり。飛行機が着いてもなかなか空港につきません。 さらに、空港からソウルまでは、岩内→札幌ほど離れていて、おまけに金曜の夜だったので市内は大渋滞。ホテルに着いたら空はもう真っ暗です。でも周りがネオンと屋台だらけの歓楽地っぽいところで、地下にディスコのあるホテル(東ソウルホテル)で、すごいにぎやかです。結局毎晩夜中までディスコの音が聞こえてねむれなかった・・・。 バスタブが浅くてシャワーしか使えないのも難点でした。 近くに「テクノマート」という電化製品の市場があったのですが、行く時間がありませんでした。 ホテルでは、今回の旅で大変お世話になった宋さん が待っていました。(宋さんは6月にも岩内に来ています。詳しくはこちら)久しぶりの再会です。あいかわらずきれいな人でした。初日の夕食、焼き肉屋にまずは案内してくれました。すごく高級そうな店で、タクシーのドアを開ける人が店先に立っていました。うつほは田舎者なので自分であけてしまいましたが。 店では、宋さんの後輩で、今回の旅をサポートしてくれた鄭さんが待っていました。今年3月まで日本に留学していたそうで、日本語が上手です。 焼き肉が出てくるまで、キムチやら漬け物やらさんざん出てきて、食べ方を知らない私たちは肉の前に腹一杯になっていました。本当は肉が出てきてから一緒に食べるんですね。 実はこの夕食、ちょっとした秘密がありました。今回の旅の手続きを取り仕切ってくれた人の誕生日がツアー中だったので、お礼もかねて、お祝いしようともくろんでいたのです。もちろん本人には内緒。それでこっそり宋さんに、ケーキを用意してもらって、頃合いを見てケーキ登場。よろこんでいただけてみんなうれしかったです。 10月6日 2日目からやっと観光です。この日はバスを借り切って団体行動。まずは朝ご飯を食べに行きました。前の日焼き肉を食べた江南地区にある食堂に行きました。バスをおりるなり、黒い小さなレース付きの布が駐車場に落ちていました。食堂で座ってから、周りの人と「さっきの黒いあれって、パ○ツだったよね」と言い合いました。でもどうして落ちていたんでしょう。それがソウルナイトなんでしょうか。 朝ご飯は2班に分かれて、辛いチゲとごはんか、白い豚骨スープのような汁かどちらかを食べました。私は辛い方。ところが、チゲよりも、もっと辛かったのが、青ナンバン。前の日焼き肉で出たものは、ただのピーマンみたいな辛くないものだったので、大丈夫だろうと思って食べてみたら、まあからいのなんのって、しばらく口が利けませんでした。 その後、大統領邸のある青瓦台へ。ここはカメラ禁止で、50mおきに警官や兵士がたっていてものものしい。ところが、うっかりしてメンバーの一人が兵士にカメラをむけてしまいました。兵士がバスに乗り込んできて、消すように指示しました。幸いにもデジタルだったので、それだけ消せばよかったのですが、これがアナログのカメラなら、フィルムを出されていたことでしょう。本人にはかわいそうですが、貴重な体験をしました。 そうはいってもこの青瓦台、観光地なので、写真を撮ってもいい場所があって、そこで記念写真をいっぱい撮りました。でもちょっとドキドキします。 男の人たちは、みんなでそろいもそろって、おそろいのネクタイを買っていました。大統領府グッズです。大統領の似顔絵の入ったTシャツとかもあって、先ほどのものものしさはなんだったんだろうと思う節あり。 そして建春門から景福宮をみました。国立民族博物館を見ていたら、駆け足のつもりがあっという間に集合時間。それにしても広い! そしてその後、仁寺洞へ。小樽みたいに整備された観光客向けの町でした。歩きやすいですが、所々にカイコのさなぎを煮ている出店があるので、独特の香りが・・・ 私たちはギャラリーを2つ見たくらいです。 (耕仁美術館とギャラリー仁寺。) その後、そのまま仁寺洞で韓国家庭料理を食べました。 大きなギョウザが旨かった。 → ソウルその2 へ |