Kuma

くまちゃんのマニアコーナー(8) ばんえい競馬の巻



クリックすると大!



第1レース
レースの様子
これは第1レース




おっさんたち
結果に注目する
おっさんたち




馬券売り場
馬券売り場
独特の雰囲気

これぞ「ばんば」



第3レース
第3レース
第2障害を越える馬たち





第5レース
第5レース
5行け!5!




すっからかんのくまちゃん
力無く競馬場を引き上げる
くまちゃん




はずれ馬券
はずれ馬券を前に
反省するくまちゃん



こんにちは。ウルトラスーパー(略称ウス)くまちゃんです。

いつも鉄道ネタばっかりと思われているようですが、今回はちょっと毛色の違うマニアな世界へご案内しましょう。

とうとうばんえい競馬に手を出してしまったのです。
手を出す、という言葉がぴったりの、公営ギャンブルです。

しかしそもそもこれは金欲から生じたものではないのです。
れっきとしたお導きによって裏打ちされているのです。

昨年夏に帯広を訪れた際、「デメーテル」という現代美術の展覧会が開かれていました。その会場が帯広競馬場だったのです(「いてきま2002糠平・池田・帯広」参照)。

デメーテルの会場は、天気と時間のせいもあったのでしょうが、人気もなく、閑散として、うら寂しいものでした。

そもそも現代美術展といっても展示室でもない競馬場が使われたのも、この競馬場が「ばんえい競馬」(農耕馬が重い橇を引く競馬)の会場だったからとか。

ぼくも訪れるまでまったく知りませんでしたが、ばんえい競馬は季節ごとに各地の競馬場を渡り歩いて開催されるそうで、帯広は冬しかレースをしない競馬場。

夏から秋にかけての「デメーテル」は、無人の競馬場・厩舎を展示空間にという発想で実現したそうです。

…ということが、デメーテルに行ってわかったので、今回、冬に帯広に行くにあたり、前の日に思いついて、競馬場を訪れたのでした。

駅からバスで競馬場着。
数人が同じく下車。みんな競馬場の門をくぐりました。

おおーっ。たくさんの人が。
おっさんが多いですが、思いのほか若い人も多く、家族連れも結構いました。

着いたときは、ちょうど第1レースの直前。とりあえずスタンドへ。

これもはじめて知りましたが、ばんえい競馬は200mのコースです。しかも直線。
競馬場には周回のコースもあるのですが、その手前の一部を使うだけです。

さて、第1レーススタート。10頭立て。さすがにサラブレッドとは違って、動きが遅い。見た目は動いてないように見えます。
いきなり上り坂の障害を越える。これは各馬難なくクリア。

驚いたことに、障害を越えたところでどの馬も停まってしまいました。ぼくの競馬観が覆りました。
次の第2障害はもっと上り坂です。勢いを付けるために馬を停めているようなのですが、どうもこれが駆け引きのようです。

確かに障害を越える馬は迫力があります。スタンドから歓声があがります。
なかなか上れない馬もいて、勝負はかなり大差が付いて各馬がゴール。正味約2分位。

さて、第2レースで馬券を買ってみようと思いました。
ぼくは競馬は地方競馬を数回買った程度の、素人です。
とりあえず、競馬新聞も買ってみました。見方がよく分かりません。
馬番複式、というのでオッズが1番と2番目に低い組み合わせで買ってみました。

結果。見事にはずれたじゃないか!!

そもそも最も低いオッズでも馬番複式で8〜9倍と、妙に高い。

当たれば大きいが、当たりづらいんですね。それが周りのおっさん方を熱狂させているんでしょう。

第3レースも勝ってみました。1レースにつき1000円と心で決めました。

第4・第5も…。4000円つぎ込みましたが、まったく当たりませんでした。

予測困難な面白さに病みつきになると怖いのでもうやめました。

でも面白かったですね。動物相手なのがいいのでしょう。

とはいえ、お金がなくなったので、次の目的地・美術館まで徒歩で向かいました。

場外で買うぞ、とまでは思いませんが、また北見ででもやるぞ!チーフよ。金貸せ。




| STUDIO | TRAVEL | CHIEF | KUMA | HOME |

Copyright(C):STUDIO UTSUHO. All Rights Reserved.2006