藪漕ぎの楽しみ

 

     

 

 

 鉄塔巡視路から赤柴峠への道

 

 

 

【アクセス】

 皿が峰への登山道の、上林側にある、湧水集落を過ぎた処に送電線がある。そのたもとに、“瞽女石経由皿が峰へ”の標識と、“鉄塔巡視路”の標識がある。

 今回は、後者のルートを辿り、前者へ下山する周遊コースとした。

 

 

 

【引地山(赤柴峠ルート)】(2002年1月20日)

 引地山へ登る度に、“赤柴峠”の案内標識が気になっていた。地図には、はっきりと尾根路が記されているが、前述の鉄塔の路と一致しない為、躊躇していたのだった。

 

 

 

 兎に角、巡視路の道を探す事として、いつものように“ウロチョロ”するが、“谷に掛かった真新しい堰堤”に、目を奪われて、それらしき道が見つけれない侭・・・相棒に「対岸に林道が走っている、あっちなら路がある筈」・・と車を移動する事とした。

 

 

 

 谷を廻りこんで、林道は間もなく行き止まりだった。が正面に“153号鉄塔へ”の案内標識があった。ここを今回のとりつきとした。

 

 

 

 このあたりは林道が入り組んでいて、引地山からの尾根も北の方角に何本も派生している。が、“巡視路の路”はしばらくで横掛け道となり、間もなく“153号鉄塔”に出た。眼下に望まれる道後平野と、我が家を探しながらの小休止。

“153号鉄塔”を後にして、尚も展望の利かない植林の中を歩を進める。傍らに“赤柴峠へ(松中東高)”の標識だ。手入れのされていない植林の路は、薄暗い上に歩き難い事この上無い。しかし、尾根筋に出て植生が変わり、葉の落ちた枝越しの西の方角には、伊予灘も見え隠れする。広葉樹の尾根路を暫らく辿るとひょっこり縦走路に飛び出た。そこが“赤柴峠”だった。縦走路を右に少しで、三角点のある引地山の頂上である。

 

 

 

今日は、周遊のルートなので、ゆっくりとしておれない・・・再び、皿が峰を目指す。今回は“スキーランド”の放送を聞きながら“急登のルート”を辿り皿を目指す。頂上では、記念撮影のみで“愛大小屋”で中休とした。途中で、新居浜からのグループに「どこから、来ました」と聞かれ、「引地山から・・」と答え「引地山にお住まいで・・・」には、苦笑するする。

 

 

  

 

 下山路の旧道は、林道に“ズタズタにされた”瞽女石への路だ。もちろん、定かでない植林の中の路は整備されていない。瞽女石からは、暫らくで朝方の“155号鉄塔”であった。さて、懸案の“鉄塔巡視路”を辿っての車デポ地点(154号鉄塔)までは、谷を渡った処で巡視路の発見により、1ピッチで辿りつけた。

 

 

 

 追記】

  HP“黄色いテント”(1・23号)を観て、“松山のとおさん”の投稿にびっくり・・・27日に登山口の確認に車を走らせた。そして、登山口A地点が確認された。尚、私の地図には送電線が記されていなくて・・一寸古過ぎたか(?)相棒との共同作業で、送電線も書き加える事と相成った。

 

 

  

  赤柴峠での写真を見て、何度見てもおかしいと笑うが、着膨れしてるだけじょ。(最近、会社の希望退職に応じ、食っちゃ寝の生活をしてるけど.。o○)