2005年「waiwai隊」 秋の山歩きの記録
・9月30日(金) 【自宅〜名神高速道を経由、中央自動車道〜白駒池(青苔荘泊)】
今回の“北八ヶ岳”行は「池と苔」の撮影も兼ねれることから選ばれた。宿泊場所を決めないまま、テント一式を愛車に詰め込んで出発である。
hpの打ち出しを頼りに、一路、「麦草峠」を目指す。名神高速から中央自動車道を経由して、茅野市からはR299号へと走る。南八ヶ岳方面は経験済みなのだが、北八つ方面は未経験の道だが、メルヘン街道と呼ばれるR299号は「蓼科別荘地」と呼ばれる地域を麦草峠へと抜けている。峠を越えると、「白駒池」や「青苔荘」などの案内があり、駐車場があった。とりあえず今日の宿泊の問い合わせをした。
無事宿泊の予約が出来たので、夕方までドライブである。「カラマツ」の黄葉には少し時期が早いようだが、見事なカラマツ林が広がる高原だった。有料駐車場は森林組合が管理していて、一日500円だった。「青苔荘」は、白駒池畔に建っていた。
・10月1日(土) 【青苔荘〜ニュー〜中山〜白駒山荘(青苔荘泊)】
「青苔荘」は一泊の予定だったが、小屋のご主人の「清さん」(皆んながそう呼んでいる)は、「今晩は、定例のコンサートをするから、泊まっていきなよ」と、もう一泊することとした。
昨日夕方、小屋へ着いてから白駒池を下見していたので、今日のコースは決まっていたのだ。相棒の撮影目的は「シラビソ」の林と苔である。遊歩道沿いの道から離れて、昨晩“清さん”から薦められた道を採った。「雨で煙っていたらいいのになぁ〜」とか、「ガスが出たらいいのにねぇ〜」とか、ブツブツ言いながらシャッターを押していた。
撮影は、そんなに時間を食わなかった。路の勾配が増したころ、岩稜に出た。遥か前方に富士山が望まれる。ピークは「ニュウ」と呼ばれている変な呼び名が付けられている。
「ニュウ」からは中山峠への路を目指す。中山峠は、以前、黒百合ヒュッテ(テント泊)から天狗岳へと登った折に経験済みの場所である。今日は、その中山峠へは行かないで、中山を目指す。
中山からは、高低差が余り無いピークを過ぎ、高見石小屋へと下って行く。数名の登山者と呼ぶのがいいか“ハイカー”と呼ぶのがいいのか(?)、人たちとすれ違う。
高見石小屋の前のベンチで一休み。再出発後、前方に白駒池が飛び込んで来た。暫らくの降りで湖畔に着いた。
白駒池で撮影しながら、青苔荘へ散策である。今の時期の今の時間では撮影に適した対象はそうそう無い。湖畔を巡って青苔荘へと戻ってきた。
今日の宿泊を「清さん」が薦めた理由は、写真の二人による定例のコンサートである。「明日の夜、コンサートがあるから泊まっていきな!」と、三千円アップの宿泊料金を払って、連泊することとなった。
車には、テント道具一式が積んでいたのだが・・
夕食が終わると、「定例コンサート」が始まった。“ウォル”と“ユキ”による温かい雰囲気のコンサートには、大勢の人たちが駆けつけていた。八ヶ岳界隈の小屋では、この手の催しをしているところがあり、東京あたりからも、毎年のように駆けつける常連の人たちが大勢いるみたいだ。
四国でも山小屋でこういう催しが出来ればいいなぁ〜と感じた。
・10月2日(日) 【青苔荘〜キノコ狩り、〜往路を利用して帰着】
ナラタケモドキ と イグチ科のキノコ
“キノ狩りツア〜”に集まった人たちは7〜8名で、車に分乗して出発である。私達は、食用のキノコと毒キノコの区別がつかないが、「このキノコは、食用です」の案内の真似をして、なるべく鮮やかな色のしていないキノコを選んで採った。
その結果は、持ち帰る事が出来たキノコは半分ほどだった。
裏剣の仙人池に行きたかったけど、写真展後からの手足の痛みで断念したんじょ。(-"-) 例年なら、白駒池の紅葉がすすんでいるはずなのに色づきが悪かった。でも、「ニュウ」で富士山が見えると知らなかったので、稜線に出たら見えたので感激したんじょ。ヽ(^。^)ノ
きのこ狩りは、私は毒きのこ(ドクササコ)ばっかり採ってました。(^_^;) 苔は雨の日に行かないと直ぐに乾ききって・・ 写真に撮っても雰囲気が出ないわ〜。もう一度行きた〜い。
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