まったくな話し (12・18)
看護婦は患者さんが何を欲して何をやって欲しいか、欲求を
満たしてあげることが1つの仕事となっています。
だけど・・・
そんなのやっぱわからないわよ。
だってその人の頭の中読めるわけじゃないんだから。
でも、わたしも入院した経験から思うと、ベット上安静とかベット上排泄
なんていうのはほんとストレス溜まるしちゃんと守ってる患者さんはエライなって思う。
まぁ、歩いたりトイレ行けない患者さんはそうせざるを得ないのだけど。
ベット上で生活してると、1つ1つの事が、例えば、ベットの頭が30度上がっただけでも
シーツのシワがあるだけでも、足の位置が1cm違うだけでも、その人にとっては一大事な事なのである。
だから、私達は患者さんが何をして欲しいのか・何が苦痛になっているのかを日々考え、予測して
看護(仕事)して行かなければならないのである。
それが間違っていようが当たっていようが分らないのだけど。
そんなところで、今回は患者さんが何考えてるのかわからないって話しです。
これも私にとっては「永遠のテーマ」なんです。
だって・・・患者さんって突拍子もないこといつもするのですから・・・・(泣)
☆脊椎の手術をして5日間ベット上安静(しかも寝返もダメ)のAさん。
手術の次の日の朝。ナースセンターへ歩いてきて。
「おはよー!タバコ吸いに行ってくるね〜〜♪」
Σ( ̄□ ̄;ギョッッッッッ!!
Aさん何やってんですかーーーー!っていうか、歩いちゃダメだってばーーー!!
背骨が折れますよっっ!!
背骨とタバコどっちが大切なんですか。
☆首の骨の手術をして一週間安静のはずのBさん。
同上(笑)
つっこみは、首の骨が折れますよ!首の骨とタバコどっちがたいせ・・・
☆手術直前のCさん。
手術当日は時間になると、禁食・禁飲水になります。
看護婦も「○時以降は水分は飲まないで。コーヒー・牛乳やツブのある飲み物もやめてください」
と説明します。
しかし、Cさんの所へ行ってみると。
ヤクルトを1本飲んでいました。
「ヤクルトはいいんじゃないっけ?」<Cさん
どうして?ねぇ、どうしてCさん?
ヤクルトならどうしていいんですか?(笑)
Cさんの中ではヤクルトは水分じゃなかったようです・・・・(;´Д`)
☆ヨボヨボなDさん。
Dさんはリハビリ入院ですが、なかなか動かず(自分でやる意欲なく依存心が強い)
看護婦が自分で出来ることは自分でやってくださいね。と少しスパルタ的に話していた。
夜中の4時にドスン!という音が。
Cさんが廊下で倒れています。
「今からリハビリしようかと思った。」<Dさん
・・・・( ̄□ ̄;い、今からリハビリ?
その意欲だけは認めますけどね!
出来ることは自分でやってと言いましたが、出来ない事はやらないように!!
っていうか、今・・・夜中の4時なんですけど。
まったく・・・ヽ( ´-`)ノ
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