フェチ?
とぉぉぉっても摘便が好きな患者・・・・。
私達の間では摘便フェチと呼ばせていただいてます。
あと、似たような感じで、浣腸フェチもいます。
摘便って?え?説明しなくてもわかりますかな?
そう、うんちが硬い時や、肛門にうんちが詰まってる時に
指で直接かきだすことです。
ウーンっていきばれない腹圧の弱い人や、寝たきりで何日も
便が出ない人によく行う行為です。
看護婦さんが手袋をして指でかき出してあげるのです・・・・。
え~っと・・・・アンダーグラウンドな世界じゃありませよ。
ご趣味の世界ではございません。もっとこう・・・悲壮感ただよう世界。
もう、白昼堂々「掘ってくれ~掘ってくれぇぇ~」
「浣腸してくれ~浣腸~~~!」とナースコールを離しません。
「待ってください!今日はやったでしょ。便も出たし。
そんなにやると腸を痛めちゃいますよ!」
と言っても聞く耳持ちません。
看護婦がヤッテくれるまで、しつこい。
でもこうやってうんちに執着するお歳寄りって少なくないんですよね。
もう、1日中うんちの事しか頭にない。
うんちが1日でも出ないと浣腸か摘便を看護婦に強要するんです。
便秘ってつらいけど、1日くらい様子みて欲しいですよね。
看護婦の顔を見るたびに、「うんちが出そうなんだよぉ。掘ってくんな~」
という患者さんがいました。
その患者さんの申し送り。
「昼間、3回摘便をしました。」(笑)
「夜、2回摘便しました・・・・。」(苦笑)
「朝、2回摘便しました・・・・。」(ちょっぴり怒)
しまいには。
「忙しかったので、指だけ入れました。結構満足していた様子です。」(爆)
こんな感じで摘便生活をエンジョイしてる訳です。
看護婦さんもいい加減怒ってしてあげないと
自分で勝手に素手でやってしまうのです。
行くと、うんちまみれになってます。
もう・・・いてもたってもいられないんでしょうね~。
浣腸フェチさんも負けてはいないです。
毎日うんちが出ているにも関わらず、「浣腸してくれぇ~」
と各勤務帯の看護婦に言い寄ってきます。
1日下痢になろうが、浣腸をしてもうんちが出まいが、浣腸をすれば
もうご満悦。
フェチの皆様はうんちが出ようが出まいが関係ないのですよね。
どこがいいんでしょうか。あんなの。
だって、痛いでしょ?
他の患者さんは摘便をすごく嫌がります。(当たり前だけど)
浣腸もみんな「どうしようかなぁ・・・やっぱり出るまで我慢します。」
と言って敬遠します。(当たり前だけど)
でもどっちがいい?って聞かれたら私は浣腸のほうがいいなぁ(笑)
私はというと患者さんに摘便する時、指2本入れちゃいます。
指が細くて短いので(手が小さい)2本入れないと出て来ない。
「イテテテ・・・」と患者さんはよく言います。すいません。
やっててとても痛そうです。たまに肛門から血出しちゃうし・・・・(汗)
でも、フェチともなるとこれがまた気持ちいいんでしょうか?
1日7回以上と指2本に耐えられるってさすがだな~と感心、感心。
しかし、看護婦さんにはいい迷惑でもうその人のお尻の穴見るだけで
うんざりする毎日です。
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