飯石郡八神にあった東林坊の寺号を受け、慶長十四年(1609)、浄専(開基)により、奥山東林坊として創立された。現在西本願寺にある「木仏之留」には

「 慶長十四年七月二十七日
 石見国邑智郡奥山村
  東林坊  釋浄専     」


と記載されている。

開基より現住職で十六世となり、平成21年(2009)で開基400年となる。