地面表現のあれこれ

地面は世界各国、季節によって様々な変化があります。その違いを模型に表現するのは何とも楽しい作業です。今回少ない数ですがトンプーの地面製作をご紹介致します。

★砂漠の地面の表現

この場合北アフリカをイメージして石がごろごろした砂漠の表現にしました。壁補修剤をベースに使い捨てカイロの中身をまき、水溶き木工用ボンドで固定します。塗装はアクリル塗料のD・イエローベースの土色を吹き付けして、日差しの強さを表現する為に普段より強めにエナメル塗料の「バフ」をドライブラシしました。

★石畳の表現

ヨーロッパ都市部では石畳の道路が多く市街戦のジオラマには不可欠です。私の場合タミヤのスチレンボード3mm厚をキリでケガいて表現します。
塗装は最初にアクリル塗料のデザートイエローをケガキ目に吹き付けその後グレー系でドライブラシを強めにかけて石らしくします。あとスチレンボードはエナメル溶剤で中がボコボコに溶けますからウオッシングは注意が必要です。

★ベトナムの赤土の表現

べトナムの湿地帯は粘土のような赤土の地面が多く地面の表現としても面白いと思います。ベースはいつもの壁補修剤で上から「ミラコン」をまき、泥っぽくする為多少多めの水溶き木工用ボンドで固定します。
塗装はアクリルのハルレッドを吹きブラウン系のエナメルでウオッシングその時濡れた感じを出したかったのでクリアーを少量混ぜました。
最後に極軽くブラウン系の色でドライブラシをしました。

地面用マテリアルあれこれ

練り型壁補修剤
商品名 ドフィックス
粉型壁補修剤
商品名 ミラコン
紙粘土
商品名 ラドール
手製石膏瓦礫

★ドフィックス 多少厚塗りしてもひび割れに強いですが、木工用ボンドを+すると更に丈夫になります。
★ミラコン 目が細かいので地面の表面に茶漉しでまくと地面らしさがまします。
★紙粘土 立体的な地形用です。乾燥後も表面はつるつるなのでミラコン等でコートし表面の地面らしさを追加するとリアルに仕上がります。
★瓦礫 市街戦には不可欠です。¥1000の投資でジオラマ5個分は楽に作れます。作り方は簡単で水性絵の具で色を付けた石膏を皿状の物に流して硬化後ハンマーで砕きます。硬化すると色が白っぽくなりますから少し濃いくらいの色にした方がイメージ通りに出来ます。


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★石畳の表現その2

こちらではタミヤから発売されている「情景シート」を利用しました。
紙の上に立体プリントで石畳のパターンが印刷されています。表面がざらついているのでドライブラシのノリも良く塗装すると単調な感じが無くなります。私の場合ブラウン系を吹いた後に強めに茶系・グレー系を織り交ぜてドライブラシしました。手軽にリアルな仕上がりが楽しめてお勧めの素材です。

★ヨーロッパの地面の表現

南フランスの夏をイメージして作りました。硬く乾いた感じでしょうか?
埃っぽい感じも出したかったのでドフィックスを塗った後、乾く前に素早くミラコンと使い捨てカイロの中身(使用済み)をまきほんの少し木工用ボンドを混ぜた水を霧吹きでかけました。
塗装は砂漠の時よりも茶色を強くアクリル塗料のフラットアース+デザートイエローを混ぜ吹きました。混ぜる割合を適当に変え4・5回位吹くと変化が付きます。仕上げにベースカラーにバフを混ぜた色で軽くドライブラシします。