上高地〜涸沢

上高地は、夏の避暑地としてあまりにも有名である。
観光地としてだけではなく、槍、穂高への登山口として、その日も多くの人でにぎわっていた。
天気は快晴で、行きのタクシーの中から、すでに焼岳がきれいに望めた。
そしていつの間にか、当初蝶ヶ岳登山の予定だったの
が、北穂高登山へと変更になっていた。まずは涸沢ま
でむかうべし。

上高地から望む西穂、奥穂、前穂
上高地からは、明神へ向かう観光客と共に歩く。道中には、このような池もある。池の水は透き通っていて、水底まで見渡すことができる。底からはわき水や、気泡が出ている。マスかイワナかの魚を1匹確認することができた。しばらくは、このような湿地帯をひたすら歩いていく。
明神館へつくと、ひとまず休憩である。そして、ここからは、一般観光客とは別行動となる。一般観光客は北上して明神橋を目指して歩いていくのだが、我々登山客は、東へルートを取り、徳沢を目指す。
徳沢までは平淡な道で、歩くのが退屈になるぐらいだ。さらに進み、横尾までたどり着く。横尾を超えてしばらくすると、本格的な上り坂となる。今までのペースを崩されたようできつく感じる。
横尾から屏風岩を眺めながら涸沢に到着。この日は涸沢ヒュッテに宿泊した。
涸沢は氷河が作り出したと言われる天然の地形を有し、真夏であっても雪渓を残している。標高は、約2300m。涸沢を取り囲むのは、前穂、奥穂、北穂といった穂高連山である。涸沢ヒュッテからの眺めは最高で、前穂から奥穂、目指す北穂と、その登山道、そして常念岳が日没まで見通せた。
涸沢ヒュッテから望む前穂(左奥)

                                            涸沢から見た東天井岳(中央)、常念岳(右)
         

涸沢から北穂を望む

山の花

センジュガンピ
しめった内部で清楚な白い花を付けている。登
山口あたりの林で見かけることができる。
漢字で「千手岩菲」と書くそうだ。

ヒメシャジャン
漢字で「姫沙参」と書く。がれきの間からたくさん生えていた。

名前不明の花。
樹木帯では、倒木の間などからこのような花の群生も見られる。(花の名前は不明)

これ以上登るのは危険が伴いますが、登りますか?→登る ・ 下山