いい加減な栽培法

水槽
60センチのガラス水槽です。
照明
80ワットあれば文句ありません。60ワットでも問題はありません。
濾過
エーハイムの2211でしたが、2222に替えました。2211は、小型ですが、本当によく働いてくれました。5年以上使いましたが、何のトラブルもなく働いてくれます。2222に替えたのは、ただ安さにつられたというのが大きいかもしれません。2211の時には、濾材に、マカロニをちょんぎったようなパイプ状のものを2センチほど敷き、その上に麦飯石(信者ではないがあるので使っている)、その上に綿を1センチほどの厚さで敷きました。ピートモスなんかも使いましたが、水が茶色くなるだけで、効果があるとは思えません。目詰まりのもとになるだけなので、すぐにやめました。また、濾材のメインに麦飯石を使っていましたが、別に石ころみたいなものなら何でもいいと思います。麦飯石の効果というものはまず現れることはありません。(私は広告にだまされたのです)要は、バクテリアがたくさんくっつけるように濾過槽の中の表面積を増やしてあげればいいのです。表面がつるつるでも全く問題ありません。 2222にしてからは、無印のガラス繊維性のマカロニ、そしてスポンジフィルターをさいころのようにしたものを入れています。メンテナンスは、水流が弱くなったら濾材を水で軽くゆすぐくらいです。交換もしません。さて、パワーフィルターの種類ですが、フルーバルやウイズダム、ジャレコ、最近ADAからも外部式のパワーフィルターが出ました。でも、信頼性からいって、やはりエーハイムを選んでしまいますね。ウェットアンドドライ方式のパワーフィルターは、CO2を添加している水槽ではCO2を逃がしてしまうので不向きです。
底床
大磯砂からセラミックのものまでいろいろ使いました。大磯砂は、使用しているうちに微妙に削れたり、ミネラルがしみ出していくそうです。実は、これがコケの発生を促す働きがあることが分かってきたそうです。 ネイチャーアクアリウムのパンフレットなんかを見ていると、砂を層状に使い分けるようにかいてありますが、それだけの効果があるのでしょうか。トリミングや水換えなどの際に上下が入れ替わったりして、結局混ざってしまうような気がします。また、ADAの「アマゾニア」などのアクアソイルやパワーサンドですが、インターネットのホームページを見ていると、これらのものを使っている人たちに限って、水質のトラブルがあったり、コケに悩まされているような気がします。ミネラル分やその他のエキスが豊富にありすぎることがかえってまずいのではないでしょうか。アマゾンなどのように常に新しい水が運ばれてくるような環境ならまだしも、水槽という限られたところでは、与える影響が大きすぎるような気がします。うちでは、「水草の砂」という目の細かい「砂」を使っています。あと、「水草物語」という「麦飯石を粉々にしたもの」を混ぜて使いましたが、今では、この「水草物語」にコケがついて大変見苦しくなっています。使わなければよかったと後悔しています。麦飯石関係のものは、本当にぼったくりだと思います。できるだけ使わない方がいいと思います。(液体も含めて) 以前、セラミックの粒のものも使いました。結構見栄えもよく、有茎の水草が大変植えやすかったので、長く使っていましたが、自然な感じがでないのが弱点です。ただ、水質に全く影響を与えないところはとってもいいと思います。・・・と思っていたのですが、今ではアマゾニアを使っています。確かにトニナなどの難しい水草でも簡単に根をはったり、クリプトやエキノなどがランナーをのばしてぼこぼこ増えていったりと、その効果は絶大だと感じます。しかしながら、時として水が濁ったり、掃除が大変だったりと、頭を抱える問題も起きてきます。コケ対策が自分の中で確立した今、自信を持ってアマゾニアを使います。
CO2

初めは、テトラの拡散筒を使いました。朝、拡散等の中に充填しておいても、仕事から帰ってくると拡散筒の中はから。次第に酸素や窒素などの水に溶けにくい気体までも拡散筒の中に入ってきて、3日に1回は拡散筒の中の空気を抜く作業が必要です。面倒くさがり屋の私にはとっても不向きでした。しかも、これはあくまでも自然添加なので、リシアの気泡を作り出すことはできません。 そこで、強制添加に変更しました。使用したのはテトラのバルブ、しかし、すぐに壊れました。腹が立ったので、少し高価なADAのものを買いました。こちらは全く問題なく、今でも使っています。 拡散方法ですが、パレングラスと渦巻き状のガラス管と2通りの方法があるとおもいます。渦巻き状のガラス管は、CO2の気泡が一粒一粒螺旋状に上っていくというもので、水とCO2が接する時間を増やしてやることによって無駄なく添加しようというものです。上に上がっていくにしたがって気泡が小さくなっていくのが分かるので、「ああ、とけているなあ」と思います。無駄なくCO2を添加したい人にお勧めです。今でもこの方法が一番効率的ですばらしいと思います。しかし、ガラス管の掃除が必要になってくるのが弱点で、カビキラーなどを使ってガラス管の中を掃除したものです。実は、私は掃除中に落としてしまい、この渦巻きガラス管を割ってしまいました。割れてしまったことのショックと掃除の面倒くささから、パレングラスに切り替えました。パレングラスは、細かい気泡にすることによって、CO2の表面積を増やし、また、一粒あたりの浮力が小さくなるので、水面までたどり着く時間が長くなるという特徴があります。なんといってもメンテナンスが楽です。一番小さいパレングラスを使っているのですが、時々ここにオトシンやコリドラスがはまってしまうことがあります。大きいものだとじゃまになるので、その大きさ選びは慎重に行ってください。CO2の無駄はかなり多いと思います。半分以上はとけずに外へでてしまうのではないでしょうか。 CO2は、植物の光合成に必要になるものですが、光合成のきっかけではありません。きっかけはあくまでも光です。いくらCO2を添加しても、光がなくては光合成は行われないということを理解してください。

肥料
初めのうちは底床肥料を添加していました。しかし、レイアウトの変更などで少し底床をいじるとすぐにぼろぼろになった肥料が舞い上がります。これがコケの発生につながります。底床には魚の糞が分解されてたまっていきます。今では、いっさいの肥料は添加していません。それでも十分に水草は気泡を出しながら育っています。もし添加するとしても、本当に微量を1ヶ月に1回ぐらい与える程度でいいのではないでしょうか。
さあ、スタート!
水槽をセットしてから1週間ぐらいは濾過を回すだけで魚を入れないように、また、スターティングプラントとして、有茎の草を入れるように本などに書いてありますが、これはどうもおかしいような気がします。
 水槽がスタートしたときに一番力を入れないといけないのは「水づくり」です。これは誰もが理解していただいていることだと思います。また、「水づくりとは何か?」と問われたとき、それはバクテリアの繁殖による生物濾過を有効にすることということができるでしょう。バクテリアの餌は魚の尿や糞でなくてはなりません。それ以外のバクテリアが繁殖したとしても、それでは生物濾過が効いているということにはならないからです。では、バクテリアを繁殖させるにはどうしたらいいか・・・それは、「パイロットフィッシュ」を入れることだと思います。魚が餌を食べないと生きていけないのと同様に、バクテリアも餌(魚の糞や尿)がないと増えていきません。スタートしたときから魚を入れることが大切なのではないでしょうか。そこで、水槽セットから水草を植えるまでの手順をとんぷそん流に考案してみると・・・
まず、ヒーターや砂利をしき、水槽に濾過ポンプからでる水が音を立てて流れ落ちるぐらいまで水を入れます。(だいたい6分目)濾過を回して一日おきましょう。これは、水の中の塩素、トリハロメタンなどの有害物質を取り除くためです。薬品を使って塩素を抜くのは好みません。次に、パイロットフィッシュを入れます。魚は、ずばりメダカです。なんといっても安い。丈夫、死んだときの精神的ダメージが少ない。そしていらなくなったら近くの川へ逃がせるなどの利点があります。餌は少し多いぐらいにあげます。1週間ぐらいすると、水面に油膜が張るようになると思います。これは餌からでた油分と未消化のタンパク質が結合してできるものだと思います。ただ、これもバクテリアが繁殖すれば分解されるようになります。濾過が効けばなくなります。もしこの時点で水草が植えてあるようなら、油膜が光を遮り、光合成を妨げます。このことからも、スターティングプランツの意味がないことを伺うことができます。油膜が少なくなってくれば、それはバクテリアが増えてきたということです。早速水草を植えましょう。このときに、水を水槽いっぱいに入れてやります。気分によっては少し水換えをしてやります。このようにしてやれば、こけも少なく水草を育てることができるでしょう。