熱帯魚のエサについて
エサについては、本当にたくさんの種類があります。今までの自分の体験をもとに悟ったことです。

テトラミン
熱帯魚エサの代名詞、やすくて量が多く、水分の吸収がよく、魚が食べやすいという点において、絶大な支持を得ていることでしょう。初めてこのフレーク状のカラフルなエサを見たときには、これが本当にエサか?と思わずにおいをかいでしまいました。主に小型魚の飼育に用いられるこのエサは、小型魚のフンをカラフルにします。しかし、このカラフルさが何とも言えず気持ち悪くないですか?あと、特に夏場、手がべとつく季節になると、粉末状になったエサが手についてしまい、思わず手をぱんぱんしてしまいます。そのおかげで水槽の周りはエサだらけです。 また、エサ投入口付近にへばりついて、それが固まったり、ひどいときには腐敗したりします。なかなか困りもののエサなのです。

ディスカスフード
これもいいエサです。ディスカス用に作られているということもあって、シクリッド科の魚たちにはいいのではないでしょうか。エンゼルを飼育していたときに使用しました。(ちなみにこのエンゼルは産卵を迎えました。)粒状であるという点から、テトラミンよりは扱いやすくなっています。ただ、フンは必ず赤色です。これがまた気持ち悪いのです。少し栄養価が高いかもしれないので、魚の大きさを考えて与えた方がいいかもしれません。エンゼル、エジプシャンマウスブリーダーは肥満で死にました。

その他の顆粒状のエサ
マニアの人たちの間では、メーカーに違いこそあれ、このタイプのエサが主流ではないのでしょうか。PSB配合などと書いてあったりするものなど、たくさんでていますが、効果はあるのでしょうか?(知っていたら教えてください。)私は、程良く沈むところが気に入って今使っています。いろいろな魚が食べれると思うし、エビにもエサをゲットするチャンスが生まれるというものです。今では、私もこのタイプのエサを使っています。手が汚れないように、プリンのスプーンを利用して与えています。

クリル
香りがよく、ついつい食べてしまいたくなります。缶を開けたときのあの香ばしいにおいは、かっぱえびせんを彷彿させ、食欲の世界へと誘います。人間でも誘われるんだから、魚なんかすごいんだろうなあ・・・
嗜好性もよく、餌付けにはもってこいのエサだと思うのですが、エビには多量のリンが含まれていて、そればかり与え続けると背骨が曲がるなどの奇形が発生するそうです。副食ぐらいに与えるのがちょうどいいのかもしれません。

アロワナフード
アロワナといわず、ナマズなどの大型魚にも使ってほしい一品です。嗜好性もよく、餌付けにくい大型魚にも比較的与えやすいと思います。ただ、気になるのはそのフンの量、ほとんどがフンとなってでてくるため(しかも色がオレンジ色で、結構気持ち悪い)、その処理に困ります。特に大型魚では、フンもビッグサイズなので、吸収率のいいエサがほしいところです。

イトメ
生き餌が一番という神話にのっとって、よくイトメを買ってきて与えていました。しかし、イトメはケースから固まりになって脱出をはかります。イトメケースの下では、砂利から顔を出してうようよしています。コリドラスなどが近づくと、びっくりしたように引っ込む。しかし、コリドラスはそんなことお構いなしに砂利をつついてイトメをあさります。ざまーみろといった感じです。しかし、イトメは粘液を出すので水をかなり汚します。しかも、たいていヒルの卵などを含んでいて、ヒルが大発生します。イトメは本当に困ったエサなのです。

冷凍アカムシ
これがまた本当にいいエサで、本当によく利用しました。ただ、しっかりと密封しておかないと、冷凍庫の中がくさくなってしまいます。しかし、もっと注意しないといけないのは、冷凍アカムシが冷凍庫の中に入っているということを家族にしっかりと伝えるということです。これを忘れると、風呂上がりに「冷えたチョコレートがうまそうだなあ」といいながらつまみ食いしてしまう父親がでないとも限らないのです。(あるファーストフードのハンバーガーはミミズのミンチを使っているという噂が当時広まっていたけど本当でしょうか。)

冷凍ブラインシュリンプ
グッピーなど、小型魚には絶大なる嗜好性を誇ります。腹が破裂するほど食いまくります。なかなかいいエサですが、クリーンタイプのものを選ぶと清潔感があり、いいと思います。

冷凍ワカサギ

これまた大型魚にはもってこいのいいエサです。手に入れやすく、スーパーの冷凍食品コーナーに一袋480円ぐらいで売っています。30センチを越える大型魚にはぜひ与えてほしいエサです。食いつきもよく、人なつっこいナマズなどでは、手渡しでも食べます。ただ、一つだけ問題があります。「サイアミナーゼ」という酵素がワカサギには含まれているらしいのです。この酵素は、ビタミンB1を破壊するというとんでもない酵素らしいのです。そのために、こればかり与え続けるとビタミンB1欠乏症になるとのことです。これを防ぐには、熱湯でサイアミナーゼを破壊してしまうという方法があります。しかし、ゆでられた魚なんか食べてくれるのでしょうか・・・

エサ金
これもまた大型魚のエサとしてよく用いられるものです。しかし、熱帯魚やさんなどで売られているものは、輸送環境が悪かったり、その扱いから、かなり状態が悪くなっています。さらに、水質悪化を防ぐために、絶食させられているものもあるそうです。病気にかかっているものもあるかもしれないので、消毒の必要もあるかと思います。そこで、エサ金を与えるときには、もう一つ水槽を用意してやり、仮住まいを作ってやることが大切かと思います。イトメやアカムシなどの高蛋白なエサを与えてやり、まるまる太らせてからエサとして大型魚のいる水槽に解き放ってやるのです。さすれば、金魚は、広い世界に放たれた喜びを感じるまもなく大型魚の餌食となるでしょう。サイアミナーゼが多く含まれているらしいので注意してください。

キュウリ
これは、水草水槽を志している人にはぜひ知ってほしいエサである。なんといっても、コケ取り屋のヤマトヌマエビやオトシンクルスの大好物なのだからです。よく、理由もなくオトシンクルスが死んでいたということはありませんか。私も、かれこれ70匹はオトシンを殺しています。水槽の中にいるオトシンやヤマトヌマエビが食べれるコケの種類には限界があります。オトシンが分けもなく死ぬのは、飢え死にだと思っています。ぜひ一度、キュウリを与えてみてください。初めは食べないかもしれませんが、キュウリの味を知ったヤマトヌマエビの反応にはすばらしいものがあります。キュウリを与えるようになって、オトシンの死亡率がぐっと下がりました。プレコなんかも食べるそうです。与え方は、適当な大きさに切って、水草用のおもりなんかを使って沈めてみてください。皮だけきれいに残して食べます。オトシンとエビのエサを巡る争いなんかも見られます。与える前に、よく洗ってください。農薬がついている場合があります。

教訓:エサはいろいろな種類を混ぜて使え