前書き
この話はあるチャットでの会話を再構成したものです。
掲載許可+作品の協力してくださった
Kennyさん 焔さん 彩月さん
ありがとうございました♪
それはある日の朝
「美沙斗何処行ってたの?」
「職員室……」
「何かあったの?」
「学校やめるの……」
「えー なんでぇ?」
「結婚するから……」
「へぇ……旦那さん何してる人?」
「その……ボディガードとか……剣の道場とか……」
「じゃさ じゃさ
『君を一生守る……』
とか、言われたのぉ!!」
『きゃー
かっこ良いぃぃ!!』
〜数日後〜
「おや?
美沙斗さん新婚生活でお疲れですか?( ̄ー ̄)にやにや」
「ううん。ちょっと寝不足で……」
「そっか……新婚さんだもんね」
「ちっ 違っ」
「いいの いいの 解ってるから
ね? 皆」
「「「うん」」」
お昼休み
「結婚して家でたんだよね……
お弁当……今どうしてるの?」
「自分で作ってる……」
「ほほう……つまり 愛する旦那さまにも持たせてると」
「まぁ……うん……」
「聞きましたかー!」
「聞いた聞いた」
「聞いた聞いた。さくらでんぷんでハートは基本よねー」
「ち、違う……そんなのは……」
「そんなのは……?」
「最初だけ………………(ぽつり)」
「「「っっっっっっきゃーーーー!!!」」」
男子はおいてけぼり。
男子一同「・・・・・・」
「おい、おまえらも、いい加減にしろー」
「独身のひがみか……
「だからお嫁さんの一人も居ないのよ……
「さいっっっっってぇ……」
汚いものを見るように先生を女子は見る。
先生「なんで、そうなる・・・」
「俺だって、愛妻弁当のひとつやふたつ・・・」
「この微妙な乙女心……迷惑かもしれない……でもわかって欲しい……
それが解らずして 何が男か!!!」
男子「先生…」ぽんと肩に手を置き
「呑みますか…」
先生「・・・未成年だろが〜、ぽかっ」
「若妻とかで想像してるのよ」
「うわ……きもっ」
「で、愛妻弁当だって……」
「そういうの言う? 奥さん可哀相……」
〜家庭科授業中〜
「ねぇ……あの先生まだなの……」
「うん、幸せさんはやめましょ。みさと……」
「うん……解った……」
男子「なんで あの先生の授業だと 女子が一言も話さないんだ?」
「デリカシーの無い奴はだまってろ!」
男子B「ばかっ、少しは気づけ!!」
男子「ったく、なんだってんだよ・・・」(ぽりぽり
「みさと……旦那さんの知り合い経由で誰か……」
「ごめん……家の家系……結婚はやくて……」
「はぁ……」
「先生強く生きてね」
「男だけが人生じゃないから」
「大丈夫 私たちが子供みたいなものだし」
「慰めるなー( ´Д⊂)」
「しまった やぶへび」
「あんたらも向こうの男と一緒かぁ!」
男子C「痛恨の一撃ならぬ、痛恨の一言…」
「兄なら・・・まだ・・・」
「みさとのお兄さん……若すぎる」
「むしろ、みさとのお兄さんなら私が欲しい」
「まって、それなら一番スタイルの良い私が!」
「それはスタイルじゃなくて居乳=デブでしょ!」
「え〜、あんた性格悪いじゃない」
「で……みさとのお兄さんってそんなにかっこ良いの……?」
「えと……なんて言ったら良いのか……」
「ああ、あたし見た事あるよ
みさとをまんま男性にした感じ 体は結構筋肉質で」
「………………(考える女子一同)」
女子一同「あの先生にはやれん!」
先生「しくしくしく……( ´Д⊂)」
「みさと あたしにも寿退学でなやませて」
「順序が違うでしょーがぁ!?」
「ね。ね。今日遊びに言って良い?」
「……うん……良いけど……」
「では、ここで○年○組女子一同による御神家訪問という事で」
「おー!!!」
男子「一同かよ……(笑)」
「各自 制服の事。ミニ禁止 間違っても誘惑しようとするなー!」
一部女子「ちっ!」
男子「もうその気なのか…」
先生「私も行きたいなー・・・なんて・・・」
「しかし みさとの男性番で美形なだけでさんなに熱く………………美沙斗……長男?」
「……あ…………うん」
「ぼんぼんじゃん」
「しーーーっっっっっ!」
男子「女子全部の目の色が変わった……?」
男子「なんだ このプレッシャーは!」
先生「と、いうか、家庭訪問と、いうことで同行します」
女子数人「くんなっ!」
女子「先生、家庭訪問は別の機会にお願いします(どきっぱり)」
男女一同「職権乱用〜!!」
先生「これは決定事項です!!」
「美沙斗……選んで……先生がお姉さんになっても良いの?」
「………………先生……ごめんなさい」
男子「おお、一応悩んだ(笑)」
先生はその場に声も無く崩れた。
男子「先生……落ち込まなくても……」
先生「○○くん……」
「あ、馬鹿こんな時にやさしくしたら……」
「若い男げっと……」
男子「何ぃぃぃぃっ!?」
「はっ!?」
がしっと掴まれてその男子生徒は教室から消えた
男女一同「なむ…」
その後 私達は知ることになる……年賀状の赤ん坊の写真で……
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