〜その後〜それぞれの今日・いづみ・

真一郎様のお帰りを待つ……
私の日課でもあり
最も嫌な時間でもあった……

〜いづみ〜

その日は晴れ間の間にお洗濯
心に浮ぶ音程を軽く呼吸で弾きだす……
用は鼻歌なんですけどね(笑)
小さな子たちが幼稚園へと向かう
その姿を見送って行く……
思わず顔が緩む
やっぱり可愛い……
私と真一郎様の子供達……
今日の自慢話は楽しそうだと
春の日が言っていた……
「でね? 母様ね」
「こらこら、お食事中はゆっくりとね」
「あはは、モテモテだないづみ」
「ふふ、母親ですから」






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