高町家の縁側は夕闇に包まれていた。
そこで寝転ぶ末の妹……高町なのは
一緒に寝ているのは……巫女服に身をつつんだ久遠……
それを発見して……
恭也は優しく微笑んだ……

「夏は暑いとは言え
そのまま寝てる奴があるか」

そう言い
タオルケットをかける。
ふいに久遠がつぶやく……

「弥太……」

寂しそうに涙を流すのこの子に……
いったい何があったのか……
少し……恭也は寂しくなった……

セミが夕闇を笑うように激しく泣いていた……



〜思い出めぐり〜




 話の始まりは恭也が矢太と言う名前を聞いて少しした頃
涙の訳が気になり始めた恭也はそっと問いかける。

「弥太って誰だ?」

そして……久遠が語る疫病の話。
なのはの「お参り……したいよね……」
の発言で保護者として恭也が付き添いでなのはが
夏休みにかこつけて出かけて行く。
飛行機で一時間
そこから電車で動くこと数時間。
さらに山に登る事になる。
恭也としては武者修行であちこち回って以来の話である。

「なのは……平気か?」

「うん♪
く〜ちゃん、大丈夫?」

「くぅ〜ん♪」

元気な妹と狐(久遠)をつれて山道を登る。
飼い主の那美が言うには
「もう……何も無いと思いますよ。
300年くらい前の話ですから……」
との、事だったが
「それでも、行った方が良いと思うんだ……」
なのはの頑固さに少し苦笑しながら
山はその険しさを見せていた。



「ここ……」

久遠が人の形を取ったのは
夕焼けが綺麗な頃だった。

「なんにもないね……」

一面の草原はたしかに山間にしては変、
そこに何かがあった事を匂わせる。


 久遠が突然走り出す。

「あ?!
く〜ちゃん!」

「一人にしてやろう」

恭也がなのはを抱え上げる。

「…………そうだね………………」



「なのは
今日はここでテントをはろうか?」

「あ……うん♪」

 そうして気を紛らわせたなのはと一緒にテントをはる。

「えへへ♪」

「嬉しそうだな」

「だって何時もお姉ちゃんとかだけお兄ちゃんと一緒なんだもん。
こうししてテントとか建てるから……
私じゃついて行けないのは解るけど……」

「いや、あれは修行だから」

「それも解ってるんだけどね」

「少しやってみるか?」

「うん?」

「小太刀二刀御神流」

「わ、私じゃ無理だよ
運動神経ないし」

「美由希も最初 そうだった」

「う………………じゃ、ちょっとで良いなら……」

「ああ、きっと何かの役に立つ」

「えへへ。
実は気になってたんだ。毎回お休みの時何してるか」

「そうか」

「そうなの」

二人は笑い出す。
久遠が帰ってきたのは夕闇が消えた頃だった……



 三人で持って食材で簡単に夕食を取り
今夜はここで眠りについた。
驚いた事になのははぐっすり眠り
逆に寝付けなかったのは恭也と久遠だった。

「恭也……眠れ……ない……の……?」

「ああ……久遠はいろいろ……
いや、すまん」

「いいよ……
山……何もなかった……」

「急ぐ事もない
何日か居るつもりでもあるからゆっくりしよう」

「うん……ありがとう……」

 ゆっくりと久遠が抱きついて来る。
恭也はぽんぽんと頭を抱える。

「300年……早く……居て欲しかった……」

「久遠……」

「恭也……好き…………ありがと……」

何時かを思い出すように
久遠の唇が恭也にそっと触れる……

「久遠……これ……」

「好きな男の人にはそうするって……弥太が教えたくれた……」

「久遠……」

柔らかに笑う久遠に恭也の心がゆれる。
ゆっくりと瞳をあわせその唇に触れる。
肩から服を落とす久遠。
その胸元に恭也がゆっくりと手を入れる。

「ん……」

小さく息を吐く久遠に恭也の心が跳ねる。

「久遠………………」

ゆっくりと頭を下げながら
胸元に口付ける。

「きょーやー……」

甘くささやく久遠の声に恭也の舌先が激しく動いた。

体をしっかりと抱かれる恭也。
ゆっくりとした表情で何時もの巫女服が地に落ちる。

「久遠……」

顔を上げ
全裸の少女をじっくりと見る。

すーっと久遠が近づき
恭也のベルトを外そうとする。

「あ!
ああ……ちょっと待って……」

慌ててるためかベルトと格闘する事数分。
ようやく脱ぎ捨てたズボン。
久遠の手が恭也のモノに触れる。

「これを……
ここに………………ね?」

反対の手で久遠が自分の秘所を刺ししめす。
何時も他の皆がするように
優しく……子供に教えるように
久遠は優しく恭也に教える。

「あ、ああ……(ごくん)」

恭也は思わずつばを飲み込み。
たったまま久遠にあてがう。
ゆっくりとそのものが奥深く入り込む。

「ぅっ……くぅ……」

感じたことの無い感触に恭也がうめく。

「ふふ……ゆっくり……ゆっくり……」

久遠が恭也を抱きしめるように
体を近づける。
すると……
恭也が震え
精を放つ。

「あ……」

と、恭也が言っても放たれる事を止める事はできない。

「おしまい」

「あ?
…………ああ……終わりか……」

「うん」

久遠の微笑みに何か穏やかな気持ちになりながら
恭也はテントに戻る。

「久遠……?」

「もう少し……月の下で……」

「ああ……」

そうして……二人はゆっくりと寄り添いながら朝を待ち続けた。



 〜翌朝〜

「く〜ちゃん
と、お兄ちゃん……なんで外に居るの?」

しかも、久遠は全裸。

「何があったの……?」

一番最初に起きた、なのはは不思議だった。
その後久遠が山にもいかず なのはの訓練を見つめてるのも
その次の日帰る事になったのも不思議だった。
恭也に聞いても

「思う所は終わったんだろ」

と、達観するだけ
ちょっと変わったのは久遠が恭也にも抱きつくようになった
くらいのものだろうか……





中途半端っぽいけど
終わるm(_ _)m









後書き
久遠と恭也をくっつけると言う話を聞いて
なんとなく思いついたので書きましたm(_ _)m

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