『 朝 露 』
朝露に
そっと濡れる君のしっとりとした
艶やかなる黒髪の一撮み
俺の頬を撫でる心地よさ
火照る身体に降り注ぐ
心地よい風
君の心の音
なんて居心地良いのだろう
目覚めた君の瞳は
俺を追い求めてさまよう
朝露に濡れる俺の髪
君はさらりと撫ぜる