伊達公子が、テニスツアーに復帰すると報道されたときから、復帰戦の岐阜のカンガルーカップを観戦に行きたいと思いました。往復はがきを出したら整理券が当たったので、カンガルーカップが始まった頃から、伊達の試合をずっと注目していました。観戦日の土曜日になっても、シングルス、ダブルスの両方とも勝ち上がっていたので、浜松から岐阜へ東海道線に乗っていざ岐阜へ乗り込みました。


岐阜に到着

午前11時、シングルス準決勝いよいよ試合開始です。観客席の一番前にかじりついて、しっかり試合を観て来ました。対戦相手は、メラニー・サウス。強打の持ち主でしたが、セットカウント2-0のストレート勝ちで決勝進出です。伊達公子は、かなりアスリートとして鍛え上げた上半身が印象的でした。あと、それほどフルスイングの強打という訳ではないのですが、スウィートスポットを確実にとらえた球筋はかなり速く感じました。


記念撮影


メラニー・サウス


伊達公子その1


伊達公子その2


伊達公子その3


ゲームセット

午後2時30分からは、高校生の奈良くるみと組んだダブルスの準決勝です。対戦相手は、アリソン・バイ、ニコル・クリッツ組。結果はフルセットの末伊達・奈良組が勝利し、ダブルスも決勝進出です。伊達公子はシングルスで実績があったので、どちらかというとダブルスは苦手かなと当初思っていたのですが、自分の考え違いでダブルスもめちゃくちゃ上手かったです。


記念撮影


奈良くるみその1


奈良くるみその2


伊達・奈良組


ゲームセット

観戦は自分一人で行ったのですが、現地で今年春から参加しているテニスサークルのメンバーに偶然合いました。世間は狭いと実感です。

この日、岐阜はかなり暑く、伊達公子は予選からずっと試合をしているので、かなり疲労がたまっているはずですが、疲れを全くみせませんでした。いや、フットワークとか衰えていましたが、それを技術でカバーしていました。さすが元世界ランキング4位の貫禄でしょうか。

復帰戦をシングルス、ダブルスとも決勝進出という最高の結果を残した伊達公子。今後の活躍に注目です。

追伸:シングルス決勝結果、ダブルス決勝結果
シングルス決勝(準優勝):クルム伊達公子 1-2 タマリネ タナスガーン
ダブルス決勝(優勝):クルム伊達公子・奈良くるみ 2-1 メラニー サウス・ニコル タイセン

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