自分は2002年8月から、精神障害者地域生活支援センター「だんだん」というところに通いはじめました。そして、2002年9月28日に、ソフトバレーという、小学生やお年寄りでも参加できる生涯スポーツの県大会が静岡県清水市で開催することのことで、計三回の練習で「だんだんA」チームに大抜てきされた自分は、久しぶりの旅行ということで、デジカメ持参で遠足気分で試合に参加することになりました。

朝6時、いつものように目覚めた自分は、今日で最後のNHKの連続テレビ小説「さくら」をビデオに予約してから、父の車でだんだんへと出発しました。
8時頃、選手、スタッフ、応援団のみんながだんだんに集合し、8時30分頃貸し切りのバスで清水の三保へと出発しました。天候は秋雨前線の影響でどしゃぶりの雨です。清水市からなら天候に恵まれていたなら富士山が見れるかなと期待していた自分は少し残念です。9時頃、浜松ICに入って一行は一路清水へと向かいました。途中、車内の様子をこっそり写真におさめてみました。


こっそり撮ったバスの車内の様子

牧之原SAで、途中トイレ休憩をした後、10時30分頃清水市に入りました。目指すは大会会場となる、旧東海大一高体育館です。しかし、途中で入る道を間違えてなぜか車は清水港に入ってしまいました。自分は清水港は初めてです。窓を開けて写真におさめてみました。港では魚(ボラ?)がピョンピョンと飛び跳ねているのがわかりました。


清水港の様子

なんとかUターンして元の道に入った自分達は、11時頃、試合会場に到着しました。自分達の試合は午後から総当たり制で2試合が予定されているのですが、会場ではすでに午前中の試合が始まっていました。記念に一枚、パシャリ。


ソフトバレーの試合会場の様子

ここからは、デジカメ等の貴重品をスタッフの人に預けて試合に専念することにしたので写真はありません。まだ、人に自分の写真を撮ってくれと頼めないシャイな自分が少し悔しいです。

午前中に、対戦相手となる2チーム同士の試合があったので敵状視察した後、昼食をとっていよいよ試合に向けてのウォームアップです。そこでスタッフの人から、サーブをオーバーで打ってみろといわれて急遽オーバーハンドのサーブ練習が始まりました。今までは中学、高校の授業でずっとアンダーサーブしか打っていなかったのですが、テニスのサービスのこつを少し応用するとなんとか自分でも形になってきました。そして12時40分、いよいよ第一試合、沼津中央レインボーズ戦です。

25点先取の第一セット、味方のサーブが面白いように決まり、ゲット。しかし、相手は県大会2位の実力チーム、続く第二、第三セットを続けて取られてセットカウント1-2でだんだんAは負けてしまいました。自分は即興のオーバーサーブでミスったこともありましたが、初めての試合、負けはしましたが健闘したと思います。続いて第二試合、藤枝心愛戦です。

このチームはスタッフの人から、ふだん通りの力を出せば勝てると聞いていたのでリラックスしてのぞむことができました。結果はセットカウント2-0でだんだんA勝利です。自分もオーバーサーブが面白いように決まり、ソフトバレー初勝利、嬉しかったです。

結果はだんだんA、グループD一勝一敗で三チーム中二位、準決勝進出はなりませんでした。後から思うと第一試合を落としたのが惜しかったですが、自分としては本当に久しぶりの旅行で試合にも参加することができ、充実した一日でした。帰りのバスの車内ではスタッフからお菓子のさしいれがあり、雨も小降りになって、さながら遠足気分でした。午後5時30分頃には無事帰宅し、その夜はぐっすり眠ることができました。

だんだんには、まだしばらくお世話になりそうです。

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